医療法人社団ライフスタイル ともながクリニック 〒160-0022 新宿区新宿4−2−23 新四curumuビル9階 TEL 03-3351-0032 FAX 03-3351-0106

スタッフルームより

ライン

■HPアップグレード中■
 院長の朝長です。ともながクリニックも開院して11年になりました。糖尿病や生活習慣病の医療機関として存在感が示せるようにこれからもスタッフ一同、努力します。
 今後も情報発信にも力を入れていきます「スタッフルーム」に注目して下さい。


 コラム一覧


中神朋子先生が昇任
当院栄養士、与那国島1周マラソンで優勝
医療職以外でも糖尿病診療のサポート
論文が掲載されました
1月28日新宿シティマラソン
冬のフットケアについて
週刊現代でインタビュー
読売新聞に記事が載りました
糖尿病が疑われる成人の推計
チームノボノルディスク
今日から足を見てみよう!フットケアについて
糖尿病学会学術集会に参加
糖尿病ケア5月号
当院のパンフレットコーナー
新宿シティマラソンに参加してきました
サイクリングイベントに参加してきました
体調不良にご用心!シックデイルール
10月8日「糖をはかる日」
治療中断に対する取り組み
定期的に心電図検査をうけていますか?
世界一番参加者の多いアメリカ糖尿病学術集会に参加してきました
第59回糖尿病学会年次学術集会に参加
栄養指導のよもやま話
新宿シティハーフマラソンに参加しました
日本糖尿病教育・看護学会で表彰されました
ボストンにて第75回米国糖尿病学会
HbA1c値とBMI値 検査科より
食事と運動のアンケート
健診の季節、糖尿病で注目すべき検査項目
病気になった時の注意(シックデイ・ルール)
岡山で学会
新宿シティハーフマラソンに参加
ダイエット本監修
すごいぞ水沼亜樹!
糖尿病のコメンテーター
「糖尿病性神経障害に新しいツール:Pain Vision 」
暑い夏!!甘い飲み物に注意
熊本で糖尿病学会
分担執筆
食べ過ぎ・飲み過ぎに気をつけましょう
糖尿病合併症学会
糖尿病の食事療法
上田市で講演
定期受診の必要性
札幌にて透析医学会
暑い夏こそバランス食を!
動脈硬化性疾患予防ガイドライン改訂
MIZUMUSHIにご用心
パシフィコ横浜にて糖尿病学会

問診表バナー

初診用問診表が事前にダウンロード出来ます。

問診表バナー

成人のⅠ型糖尿病バナー

「成人の1型糖尿病」の冊子が出来ました。バナーをクリックしますとPDFファイルでご覧になれます。また、プリントもできます。


スタッフルーム

 スタッフルームでは、ともながクリニックのドクターをはじめ、看護師、栄養士、臨床検査技師、糖尿病療養指導士などスタッフ皆で、日々の取り組みや情報などをコラム形式でお届けしております。

次のページへ|スタッフルーム

健診の季節、糖尿病で注目すべき検査項目 検査科より

 健診の季節、糖尿病で注目すべき検査項目
検査イメージ
 糖尿病の初期は症状がなく、なかなか自覚することができません。そこで糖尿病診断の基本となるのが血糖Hb A1c(ヘモグロビン エイワンシー)の測定です。

 血糖検査は<血液中の糖(ブドウ糖)の量を調べる検査>とイメージされやすいと思いますが、「HbA1c」は聞いた事がありますか?赤血球中に含まれているヘモグロビンは、血液中の糖の影響を受けてHbA1cに変化します。そして血糖値が高いほどHbA1cが形成されやすくなります。
 血糖は採血前の食事の影響を受けますが、HbA1cは赤血球の寿命(約120日間)の半分にあたる過去1~2ヶ月間の平均した血糖コントロールを知ることができます。HbA1cは糖尿病患者さんの通信簿みたいなものです。

 当院では血糖値とHbA1cを10分程度で測定し、当日の検査結果に基づいた診療を行っています。



病気になった時の注意 看護科より

 病気になった時の注意(シックデイ・ルール)
風邪ひきイラスト
 日差しが暖かくなりひと雨ごとに春の訪れを感じる季節となってきました。毎日の気温差があり体調を崩しやすい時でもあります。
 糖尿病の患者さんが風邪や腹痛など何らかの病気にかかり、体調を崩した時をシックデイといいます。
 私たちの体は病気になると血糖が上昇するようにできているため、もともとインスリンが慢性的に不足している糖尿病の患者さんではさらに血糖が上がってしまいます。
 また食事がとれなくなったり、発熱や下痢が続くと、脱水になって血液が濃縮されるのでさらに血糖を上げることになります。
 いつもの治療だけでは血糖のコントロールが悪化することがあり、対応を誤ると、新たに加わった病気の両方が悪化することがあり重症化しやすくなります。そのためシックデイ時には特別な注意が必要です。

無理をせず、暖かくして安静にしましょう。
早めに主治医に連絡または受診をしましょう。
体温測定や、できる人は血糖をはかり病状のチェックをしましょう。
水分(塩分や糖分を過剰に含まないもの)を十分にとりましょう。
食事は通常通りにしましょう。病気を早く治そうとして、高カロリーの食事にしたり、食べすぎると血糖が上がるので注意しましょう。
食事がとれない時でもインスリン、内服薬を自己判断で中止するのは危険です。病状や治療内容によって対応が違います。遠慮せずにクリニックに御連絡下さい。

ちょとした風邪でもあなどることなく注意していきましょう!




岡山で学会 院長より

 岡山で学会に参加して来ました。
瀬戸大橋
 朝長です。岡山で学会に参加して来ました。
 2月20日21日と岡山市で開催された糖尿病学の進歩に参加してきました。この学会は総会と比べて規模が小さいのですが、的を絞って勉強できるので有益です。
 当院ではスタッフ全員が参加してきました。私は食事療法のセッションを聴講しましたが、過度な糖質制限食は好ましくないと再認識しました。
http://www.convention-w.jp/49shinpo/
(第49回糖尿病学の進歩)




新宿シティハーフマラソンに参加 院長より

 新宿シティハーフマラソンに参加してきました。
新宿シティハーフマラソン
 1月25日は晴天の元、新宿シティハーフマラソンに参加してきました。当院スタッフ、わたしの佐賀県鹿島高校の仲間、三鷹の友人など総勢約20名で10kmコースを完走 しました。
 わたしは制限時間ギリギリのゴールインでしたが、当院のエース、水沼栄養士は見事2位でした。
 写真は周回遅れの院長を抜き去る水沼選手です。
hhttp://www.regasu-shinjuku.or.jp/schm/




ダイエット本監修 院長より

 アシックス社から発売されたウォーキングダイエット本の監修を担当しました。

アシックス社ウォーキングダイエット
 特に食事についてのアドバイスを行っています。院長をイメージしたイラストもあります。マラソンランナー有森裕子さんと一緒に表紙に名前が載っています。

http://piabook.com/shop/g/g9784835622538




すごいぞ水沼亜樹! 院長より

 11月17日横浜国際女子マラソンに栄養士兼医事科の水沼亜樹が出場しました。見事完走、3時間5分29秒の成績で63位です。
 彼女のスポーツと栄養に関する知識や経験は当院の患者様の生活習慣改善に多大な効果をもたらすに違いありません。
水沼亜樹選手







結果はこちら
http://www.yokohamawomensmarathon.com/results/05/results.html     



糖尿病のコメンテーター 院長より

 7月23日金曜日に短い時間でしたがテレビ出演しました。
 爆報ザフライデーという番組でインスリンを打ちながら活躍したプロ野球の新浦投手のドキュメンタリーで す。私は糖尿病のコメンテーターとして数十秒だけ出演です。
youtube


こっそり、YOU TUBEにupしました。
https://www.youtube.com/watch?v=cQ5abDB_b6A




「糖尿病性神経障害に新しいツール:Pain Vision 」検査科より

 神経障害は、網膜症・腎症とならぶ糖尿病の3大合併症のひとつです。

 高血糖が持続すると、神経に栄養を供給する毛細血管の血流が低下したり代謝異常が起こり、神経が変性・障害され、手足のしびれなど、自覚症状が現れてきます。

 症状が軽いからと言って放置をしていると悪化の一途をたどってしまいますが、しっかりとした血糖コントロールを続ければ症状を改善することが可能です。

 当院では知覚・痛覚定量分析装置(Pain Vision)知覚・痛覚定量分析装置(Pain Vision)という機器を使用して神経障害の検査をすることが可能になりました。
 腕や足首に電極を貼り、電気的な刺激を与え、感知できた刺激の強さによって感覚の低下を診断することができます。
 時間は15分程で、痛みはほとんどありません。

 ご興味のある方はいつでもお声かけ下さい。     



暑い夏!!甘い飲み物に注意

 暑くなり水分も多く摂る季節になりますが、ジュースやスポーツドリンクにはたくさんの糖分が含まれています。
 液状の糖分は吸収も早く血糖値を素早く上げてしまいます。

ソフトドリンクの糖分

 水分摂取はカロリーのない水やお茶を喉が渇く前にこまめに摂ると良いですね。




熊本で糖尿病学会

 5月16日から熊本での糖尿病学会年次学術集会に院長朝長をはじめスタッフ全員で参加してきました。
http://www2.convention.co.jp/jds56/学会の様子
 当院からポスター2題、口演1題を発表しインクレチン作動薬の有用性をアピールしてきました。
 また「熊本宣言2013」ではすべての患者さんが HbA1c 7.0%以下を目指そう というアピールがなされました。

 5月の熊本は連日30度近い真夏のような陽気で湿度も高く、各会場は熊本市内各所に分散されていたので、移動等にかなりカロリーを消費しました。
 暑い中でしたが、今回の学術集会で得られた最新の情報は診療にフィードバックされます。




分担執筆院長

 院長朝長です。糖尿病の高血糖対策に関する執筆を依頼されました。入院施設のない、当院のようなクリニックで突然の高血糖をどのように治療しているかを書かせていただきました。
糖尿病の高血糖対策に関する執筆科学評論社
http://www.kahyo.com/item/B201301-361

科学評論社の内分泌・糖尿病・代謝内科という本です。初期方針の立て方、病型の判 別、インスリンを始めるタイミングなどについて意見を述べさせてもらいました。




食べ過ぎ・飲み過ぎに気をつけましょう。栄養科より

 クリスマス・忘年会・お正月・新年会とイベント続きのこの時期は、人が集 まることも多く、常に食べ物が身の回りにあります。いつもに比べ豪華な 食事に、お酒の量も増え、体重、血糖、脂質のコントロールが1年で一番 乱れやすくなります。

「終わり良ければすべて良し」
糖尿病ネットワーク「1年の計は元旦にあり」
 というようにこの時期の過ごし方がポイントになります。

 糖尿病ネットワークにも年末・年始の食生活注意点やおせち料理のエネルギーが掲載されています。
糖尿病ネットワークHP
http://www.dm-net.co.jp/nenmatsu_nenshi/002.php
    



糖尿病合併症学会、院長より

 11月3日は福岡市で行われた糖尿病合併症学会に参加してきました。今回は糖尿病眼学会総会との共同開催で、特に網膜症に関する演題も多く聴講することができました。当クリニックの特徴として、糖尿病と密接な関係がある眼科を併診しておりますので、このような共同開催は日々の取り組みに大いに役立ちます。最新の情報を得ることによって、さらに充実した診療へとつなげられる会合でした。
糖尿病合併症学会HP
http://www.c-linkage.co.jp/dcod2012/
イメージ野菜たっぷり
 個人的には兄弟と両親が全員集合し、久しぶりの会食を楽しんできました。最終日は佐賀まで足を伸ばし、インターナショナルバルーンフェスタの会場まで行ったのですがタイミングが悪く気球が飛んでいる様子を見ることができませんでした。来年は是非、見てみたいですね。
インターナショナルバルーンフェスタHP
http://www.sibf.jp/
    


糖尿病の食事療法

 糖尿病治療の基本は、食事・運動・薬物療法になります。中でも、食事療法は全ての方に必要で、食事を見直し改善することで血糖コントロールに大きな効果があります。まずは食事の基本を確認してみましょう。

*1日3食規則正しく食べましょう。
朝は時間がない、食欲がないと食べずに1日をスタートしていませんか?
夕食が22時、23時と遅くなっていませんか?

*食事バランスを整えましょう。
カロリー重視となり、パンやそばだけなど単品食べになっていませんか?
ごはんは太る、血糖が上がるという理由でごはんを抜いていませんか?

*自分にあったエネルギーの食事
20歳の頃と比べて体重が増えていませんか?
イメージ野菜たっぷり
 糖尿病の食事は美味しくない、少ししか食べられないという声を聞きます。もちろん、今までと同じように食べていては改善できませんが、ちょっとの工夫で美味しく満足感のあるお食事が可能です。

出来ることから始めてみませんか?

    


上田市で講演、院長より

 8月23日は午後休診にして長野県上田市まで講演に行ってきました。軽井沢の近くなので涼しいかと思ったら、残暑厳しく気温は高かったです。
 新しい経口血糖降下剤であるDPP4阻害薬について講義を行ったのですが、夏休み中にもかかわらず勉強熱心な先生方多数が出席されました。
 従来の強制的に血糖を下げる薬剤からDPP4阻害薬に切り替えていくと、体重管理がしやすいこと、長期的に見てインスリン分泌能を保持できることなどを話しました。ただし一番肝心な食事療法や運動療法がおろそかになってはいけないことも強調してきました。

イメージ信州の風景  残念ながら講演終了後は東京にトンボ返りで、市内観光や名物を楽しむ時間はありませんでした。東京では患者様が待ってますからね。講演や医学学会で多くの地を訪ねてうらやましがられますが、実際は空港や駅から会場へ直行の直帰です。移動中はパソコンとにらめっこも珍しい事ではありません。温泉もあるようなので機会があればは泊まりがけで行ってみたいと思います。
    



定期受診の必要性看護科より

 私たちが初診患者様に対して最も大切にしているメッセージは「定期受診の必要性」です。

  糖尿病は高血糖症状に気づかないことが多く、内服もないから行かなくてもいいだろう、時間がないから行けない等の理由で通院中断をしてしまいがちです。次に再診されるのは合併症の症状が出てからという場合も多いのが現状です。
 血糖の状態や合併症の進展状況は患者様の感じる感覚だけでは判断できず、病院での血液検査、各種合併症検査を実施する必要があります。 検査をすれば血糖値がよくなる!というわけではありません。食事や運動をがんばった成果を定期受診で確認し、良かったこと、悪かったことを振り返ることがとても大切です。

イメージ色鉛筆  患者さん自身が主体となり治療を継続出来るように、定期受診をされた際に看護師一同もお手伝いをさせて頂きたいと思っています。一緒に血糖値を良くしていく方法を考えていきましょう!先生に言いづらいこともお気軽にお声かけ下さいね(*^。^*)。

  看護科では治療に必要な知識や、生活上の注意点などをこれからお話していきたいと思います。次回お楽しみに!     



札幌にて透析医学会

 6月に札幌市で行われた透析医学会総会に出席してきました。
 前回お伝えした横浜と違い今回は会場がいくつか分かれての開催で、移動に手間はかかりましたが、この時期の北海道は季候も良く、1万人以上の透析医療に従事する関係者が集まりました。

 私自身も大学病院時代は透析導入の仕事が中心だったのですが、糖尿病性腎症による腎不全患者が年々増加することに大きな悲しみを覚えていました。
 そのような状況の中、やっと昨年から糖尿病による新規透析導入患者は減少傾向に転じました。
 糖尿病診療の現場で尿中アルブミンを測定して早期発見に努めたこと、腎保護作用のある降圧剤を積極的に使い始めたことの効果が大きいと考えられます。
札幌市街地の公園
 とんぼ返りの日程でしたが、有意義な研究発表や情報をを得ることができました。
 今後さらに医療レベルが向上して、糖尿病の患者さんが透析の心配をしなくてすむ時代が来れば良いですね。

2012日本透析医学会・札幌HP
http://www2.convention.co.jp/57jsdt/


暑い夏こそバランス食を!

残暑続いてますね。ともながクリニック栄養科チームです。
 暑い毎日、冷たい飲み物にアイスやキンキンに冷えたビール、食事はさっぱりとそうめんだけになっていませんか?
 このように冷たいものばかりでは、胃の機能低下を招き、食欲不振・胃もたれ・消化不良を引き起こしてしまいます。また、麺類など炭水化物のみの食事はビタミン、たんぱく質の不足となり、夏バテの原因にもなります。夏バテ予防は水分や食事の摂り方がポイントです。

[ポイント−1] 水分摂取はこまめに!
 水分は一気に飲んでもなかなか身体へは吸収されないため、1時間毎に飲むなど喉が渇く前に飲むように心がけましょう。 また、食事の時だけでも温かいお茶や麦茶などがお勧めです。

[ポイント−2] 麺だけでなく、野菜や海藻、たんぱく源をそろえたバランス食を!
具だくさんそうめん


 夏バテにより減った体重は、もとの食事に戻っただけでリバウンドという結果につながりやすいのでご注意を。

 今後も、このスタッフルームで食事や栄養のお話、お勧めレシピ等も紹介していきますのでお楽しみに ♪




「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」改訂

ともながクリニック検査チームです。
「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」改訂に伴い、当院では脂質検査項目に「LDL-cho計算値」と「non HDL-C」の2項目 を追加しました。
 今までのLDLコレステロールは測定法の標準化が不十分で、信頼性が確立されていないことから計算式で求めることに なりました。
Friedewald式:LDLコレステロール = 総コレステロール-HDLコレステロール-中性脂肪/5
新検査報告書抜粋表
ただし中性脂肪が400 mg/dl以上の場合、この式では低値を示してしまうため、適用されません。
このような場合、non HDLコレステロールが重要な指標となります。
non HDLコレステロールは動脈硬化の強い危険因子となることが認められており総コレステロールから善玉のHDLコレ ステロールを引いた値です。

※LDL(低密度リボ蛋白): 肝臓から血管など各組織に必要なコレステロールを運ぶ役割
※HDL(高密度リボ蛋白): 余分なコレステロールを肝臓に回収する役割

■例:中性脂肪746 mg/dl、総コレステロール 283 mg/dl、HDLコレステロール43 mg/dlの場合■
LDLコレステロール(F式計算)=283-43-746/5=91 mg/dl→ 偽低値のため適用されません。
non HDLコレステロール = 283-43 =240 mg/dl
→糖尿病リスクがある方のLDLコレステロール管理目標値は120 mg/dl。
non HDLコレステロールの管理目標値はLDLコレステロールの目標値に30を加えた値です。
よってnon HDLコレステロール値240 mg/dlは高値となります。

※ご来院された際にご希望の方は解説をいたします。お気軽にスタッフにお声掛けください。


MIZUMUSHIにご用心

 ホームページから初診の患者様のために問診表を事前記入出来るようにしたところ、早速持参された患者様が来院されています。時間を有効に使っていただくためにも、どうぞご利用ください。
 当院には毎月20名前後の新しい患者さんがみえます。この問診表の3ページ目の最後のスタッフ記入欄に足のイラストがあります。私は必ず初診時に足の診察をします。驚いたことに7割くらいの方に白癬(水虫)が認められます。特に足趾の間、爪に多くみられます。顕微鏡で白癬菌がいることを確認して、まずは塗り薬を処方しますが、治りにくい方が多いのです。
 血糖値が高いと正常値の方に比べて細胞性免疫が落ちます、そのため水虫や弱毒菌がはびこってしまうのです。 しかし普段から足趾の間まできれいに洗ったり、爪を上手に手入れしたりすると防げるものです。また、かゆみなどの自覚症状がないからといってほったらかしにする人も目立ちます。
 これから蒸し暑い季節に向かうので足を清潔に保ち、まめに観察しましょう。自分では足の隅々まで見えにくいので、お風呂上がりにご家族に見てもらうのも良いですね。
 当院の患者さんでも内服薬で水虫が劇的に改善し、患者様ご本人はもちろん、家族の皆様からも喜ばれた方がいらっしゃいました。



パシフィコ横浜にて糖尿病学会

 5月17日から3日間、横浜みなとみらいにあるコンベンションセンターパシフィコ横浜にて糖尿病学会が開催され、私たちともながクリニックも参加してきました。
 参加者は1万3千人を超え、広々したパシフィコ横浜が狭く感じられるほどでした。学会は全国から集まったドクターや医療従事者などが日頃の地道な研究成果を公開発表し、オープンな場で検討論議する場であると共に、セミナーや討論会など研究者同士の交流などの役目も果たす場でもあります。糖尿病学会ポスター展示の様子
 当院からはポスター形式で2演題を発表してきました。
メトホルミン最大用量の有用性、インスリンをGLP−1製剤に変更後、減量が成功し注射薬を中止できたと言う内容でした。
 日々の臨床や今後の研究に向けて有意義な情報も多く、充実した3日間でした。


次のページへ|スタッフルーム