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12月24日。クリスマスイブ。今日はJYリーグ・ダービーマッチの日である。先週、
忘年会で熱く議論したダービーマッチである。しかも、試合開始は13時30分。午前中
に練習をしてから望める最高のシチュエーションだ。
ところが、午前中の練習に参加したのは若手チームはたったの7人。しかも、その
内の2人(作井・石渡)は遅刻ときたもんだ。あの熱い議論はどうしちゃったの?
と
思わず膝がガクンと折れちまったよ。でも、Tonoさん率いるジュニアチームの協力
で、有意義な練習になったので、良しとしましょう。
さてさて、そろそろ試合のお話に行きましょか。おっと、その前に。あの気配り番
長佐藤氏が欠席した。そのため、前回お約束した恩返しが出来なくなってしまい、
ちょっと途方に暮れてしまったオイラ。ちと寂し・・・。
さぁ、試合だ。若手チームの先発メンバーはこの通り。(システムは3-5-2。Wボ
ランチ)
FW
岡田・安永
MF
三島・武田・岡本
浅井・作井
DF
石渡・徳江・長谷川
GK
山本
付け焼き刃だが、岡田をトップにあげて、彼と連携の良い三島(漢字が違ったらゴメ
ン)を左のウィングバックに起用。今回はコレがピタリとハマル。岡田のトップはか
なり驚異になることがわかっただけでも収穫ありだ。課題はちょっとウィングっぽい
動きが多かったこと。もう少し真ん中でプレイしても良かった気がする。が、三島と
2人で崩せる左サイドは、新たなオプションとして今後も試してみたい。地味だけ
ど、三島の上がるタイミングは素晴らしい。浅井が引き出していたところはあるが、
激戦地に新たな刺客現るって感じ。やばいぞ、斉藤!!
よ〜し、のってきた。試合展開は予想通り、若手がボールをキープしてシニアがカ
ウンターを狙う、という感じ。シニアの作戦は、前線に張った松尾さんをいかにペナ
ルティエリア付近で勝負させるかの1点のみ。最初の失点はまんまとその作戦にやら
れたんだけどね。まぁ、若手のウィークポイントをつく見事な作戦だった。敵ながら
あっぱれ!!
さて、若手チームの攻撃に移ろう。1点目は中盤でボールを奪ったオイラがそのま
ま右サイドを切り込む。センタリングはやっさんの頭をかすめて、後方を走り込んだ
岡田にピタリ。その前にも惜しいセンタリングがあったから、この得点は予想でき
た。が、それ以降、右サイド(オイラ)は沈黙。左サイドの組み立てが良かったか
ら、左で作ってセンターで勝負という図式に落ち着いていたね。そこで、右も使えた
ら良かったと思うが、オイラのポジショニングと走り出しのタイミングが悪かったの
が原因。前半終了後、浅井氏から修正がはいり、少し反省&納得。
2点目はボランチに入った作井さんの見事なミドルシュート。豪快というより技ア
リって感じで素晴らしいの一言だね。それにしても、作井さんは強い。運動量という
点ではもう一歩という感じだが、フィジカルを生かした1対1の強さ、ボールキープ
力はまさにボランチ向き。学生時代、野球じゃなくてサッカーをやっていたらスゴイ
選手になっていたと思う。ある意味次元が違う。
さて、前半はこんな感じで若手チームの1点リードで折り返す。それにしてもシニ
アが思っていた以上に強い。柏木さん、石橋さんのセンターラインがしっかりしてる
ので、なかなか守備を崩せなかった。やはりモチベーションはシニアの方が高かった
のだろう、運動量が落ちなかったのはさすが。若手チームはボールをキープするが、
決定機に冷静さを欠いていたのは否めない。もう1、2点取れていても良かったハ
ズ。後半の立て直しに期待したいところ。キャプテン武田の見せ所だ。
そんなこんなで前半のハイライト。すごく長くなったので、後半戦は次回に持ち越
しでございます。今回はマジメに書いてしまったので、次回はデフォルメを入れつつ
軽快にお伝えしたい。期待してお待ち下され。

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