《本文》
12月17日。雲ひとつない青空、快晴だ。まさに忘年会日和。ということで、前回の
お約束通り『あざみ野キッカーズ忘年会』をご報告したい。参加された方はビールを
がぶ飲みしても確かなオイラの記憶力を、参加されなかった方はリアルな描写で迫る
画期的な文章力によるバーチャル体験で楽しんでもらたい。(なんじゃそりゃ)
17時。居酒屋「ことぶき」に続々と集まるキッカーズの面々。オイラばたまプラー
ザ駅から地図を頼りに歩いていたが、さすがに15分の道のりはキツくダウン寸前。ク
タクタで半ば諦めて帰ろうとしたときに「ことぶき」を発見したのだ。約20分の遅刻
だから、宴はさぞかし盛りあがっていることだろうと思っていたら、20畳はある宴会
場にはポツリポツリと手酌酒をする面々。その時すでに17時30分。ふと一句詠めた。
和風顔 宿る魂 ラテンの血
(意味)時間にルーズな性格を表した名句
18時。参加者がほぼ集まったところで乾杯の音頭が始まる。そのとき、オイラはも
うほろ酔い。今さら乾杯なんてあったもんじゃない。とはいえ、「おつかれさ〜ん」
と隣りに座っていたタクちゃんと乾杯。余談だが、タクちゃんはやたら気が利く。
コップが空になるや、速攻ビールを注いでくれる。おかげでかなり酔っ払っちまっ
た。しまいには、あざみ野駅に送ってもらうサービスまで…。この恩はダービーマッ
チのときにお返ししましょう。最高のパスを差し上げよう。
さて、宴も次第にヒートアップしてきた19時。ここらへんになってくると、もう
酔っ払いの集団だ。冷静なのが浅井氏と矢吹氏のみ。議論の中心はやはり来週のダー
ビーマッチのことが多いな。あっちこっちで「だれだれはトップの方がいい」とか
「若手チームは守備が穴だ」といった話題に花が咲く。ところが、斎藤タカシ氏だけ
は不安顔。「ポジションないっすよ」とオイラの専売特許の文句を連呼する斎藤氏。
「おいおい、これはオイラのギャグだぜ」とふっかけたいところを押さえて“ポジ
ションが危うい連合”を結成したオイラと斎藤氏。ちなみに、残りのメンバーは忘年
会不参加の作井氏である。
さぁ、20時に突入。この時間帯は若手・シニア入り乱れての肉弾戦だ。国方さんが
カラむ。石橋さんがほえる。Tonoさんが愚痴る。シニアの大暴走だ。逃げ惑う若手の
面々。そんな中、ご機嫌とりに余念がない武田氏。晩酌に命をかける佐藤氏。唯一、
斎藤氏だけは酔っ払いモードで気持ちがよさそうだ。などとかなり誇張して書いてい
るが、読み返すと内容については全く語っていないことに気付いた。まぁ、知りた
かったら個々に聞いてくれなはれ。
いよいよ、解散ということになった21時だ。この辺はいさぎがよいシニアの面々。
あっという間にいなくなり、残ったのは浅井・武田・斎藤・佐藤・オイラとシニアの
山本さん。ところが、タクちゃんの車は5人乗りで、泣く泣く山本さんには徒歩で帰
宅してもらった。すみません、山本さん。
車に乗り込んだ途端、浅井氏が沈黙を破り「麻雀に行こう」と提案。ノリノリは斎
藤氏で、続いて武田氏。仕方なくオイラもOKを出したのだが、明日のことを考える
と不安だ。それを察したのが気配り番長の佐藤氏。「オレがやるから岡本さんは帰れ
ば」とまさに天の声、いや、神様の声が…。またしても佐藤氏の寛大さを目の当たり
にして、ますますダービーマッチで恩を返さなくてはならなくなった。シニアチーム
の皆様、試合中はタクちゃんを徹底マークしたほうがいいですよ。さておき、彼等の
麻雀はいつまで続いたかわからないが、忘年会は純粋にサッカーを語れた意義あるも
のでした。徳江さん、お疲れ様で〜す!!

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