『車がない』 #3(Nov.20,2000) |
|
---|---|
11月19日。今日は寒い。さて、今回は前回の続き。といきたいところだが、そうは 問屋が卸さない(この表記でいいのか少し疑問)。物事は予想通りに進まないのが世 の常とでも言っておこう。で、今回はオイラのグチからスタート! 『若手チーム考 察DF・GK編』はいずれ書くので、好ご期待!! オイラの日曜日は早い。なぜなら練習開始が9時だから、その30分前には家を出発 しなければ間に合わんのだ。今日もいつものように、ユニフォームに着替え、パンを かじりながら車のキーをポケットに突っ込む。そして、駐車場へトボトボと歩いて行 くのだが、やたら寒いため気が付くと小走りになっている。 しか〜し、しか〜しである!! 我がMY駐車場にオイラのパルパルちゃん(マイカー の愛称)がないのである。一瞬、頭の中が真っ白になり思考能力はストップしたが、 そこは脅威的な精神力を持つオイラのこと。次の瞬間には、ドーパミン総噴出でこの 状況をのみこむ。そして、自宅に親父の姿がなかったことを思い出す。今ごろ、オイ ラのパルパルちゃんは房総半島を奥へ奥へと進んでいる事だろう。ゴルフなんて嫌い だ……。 まぁ、良しとしよう。オイラも大人だ。そのまま、チャリンコで横浜駅まで急ぐ。 幸いなことにグラウンドのある“あざみ野駅”には直通(地下鉄)で行けるので時間 的には車より早い。だが、だがである。あざみ野駅からグラウンドまでの道のりが憂 鬱なのだ。時間にして20分弱、毎週歩いてきているヤッさんには頭が下がる。 そこで毎回、道すがら“キッカーズの面々が車で通りかかり、オイラを拾っていっ てくれないか”と思っているのだが、なかなか思い通りにはいかない。今までに拾っ てくれたのは長谷川さんだけである。 ところが、今日はビッグチャンスが巡ってきた。ふと後方を見ると見覚えのある紺 色の車(オイラは車種の区別ができない)が近づいてきた。まさしくアレは国方カー だ。運転席を確認すると、まぎれもなく国方さんだ。オイラは車道に向かい手を振 る。もちろん、顔は満面の笑み。国方さんと目が合った(気がした)。心の中で“よ し!”とガッツポーズをした瞬間、目の前を国方カーが通りすぎる。一瞬、頭の中が 真っ白になり思考能力はストップしたが、そこは脅威的な精神力を持つオイラのこ と。次の瞬間には、ドーパミン総噴出でこの状況をのみこむ。そして、国方さんから なかなかパスが回ってこないことを思い出す。今ごろ、オイラの国方さんはバーミア ンの横をすり抜け、グラウンドへグラウンドへと向かっている事だろう。トホホ… …。 なんと、今回はグチだけで終わってしまった。しかも、サッカーとは全く関係のな い話でスマン。本当は効果的な練習方法論や画期的な戦術論、はたまたワールドワイ ドな技術論を革新的におり交ぜながら『キッカーズはこうあるべきだ!!』を語ろうと 思っていたのだが…。これも次回に持ち越し。いずれ書くので好ご期待!!(ウソ)
|