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『若手チーム考察・・・其のいち』  #2

(Nov.12,2000)

  11月13日。いつも通りの日曜日。それにしても、最近はグラウンドに集まってくる
メンバーがやたら多い。ざっと見渡しても30人以上はいる。新しいサッカー仲間が増
えるのは喜ばしいことだが、練習での4チームは休み時間が長くてツライ。どうにか
改善したいものだ。
  閑話休題。キッカーズも変わったもので、シニア・若手の2チーム編成で試合をする
ようになった。岡本(自分のことを"岡本"というのも変なので、これからはビートた
けし風に"オイラ"ということにする)はもちろん若手チームに入るのだが、第1回目
で書いたようにポジションが危うい。入団6年目、リストラの危機迫る。そんな訳
で、今回は補欠間近のオイラが各ポジションのメンバーとその問題点を提起しよう。
キャプテン武田くん、参考にしたまえ。(若手チームは基本的に3-5-2のシステムを
採用)
 
 まずはFW。ここは比較的メンバーが固定されている。やっさん(安永)を筆頭に
吉田とケンタ(清水)でほぼ決まり。他にも作井さんやオイラ(岡本)も経験者だ
が、現状だと補欠って感じ。穴だと潤平(中野渡)。2トップはやっさんを軸として
の組み合わせがカギ。でも、合宿を含めた数試合のやっさんは、FWとしては機能し
ている感じだが、個性は全く生きていない。MFとの兼ね合い、チーム戦術の未熟さな
ども考慮したいが、器用なやっさんが他のFWに合わせすぎていることが大きな原因
だろう。やはり、やっさんは生かされてナンボの選手。吉田やケンタも同じタイプの
選手だから、攻撃に変化がない。吉田は練習の時ぐらい、リラックスしてできればOK
なんだけど。パスセンスがあるのに勿体ない。
 続いて、激戦のMF。トップ下は武田・浅井・たくちゃん(佐藤)のいずれかだろ
う。岡田というオプションもあるが、彼はサイドで使ったほうが生きる気がする。そ
の両サイドは右に岡田・潤平もしくはオイラ。左はタカシ(斎藤)・潤平もしくはオイ
ラ。注目のボランチはトップ下との兼ね合いで浅井・武田・たくちゃんの3人組みに作
井さんの組み合わせがベター。センターラインは武田・浅井のコンビで安定している
ので、まずは問題ナシ(FWとのコンビネーションは課題だが…)。最大の悩みは両サ
イド攻撃の不発。このシステムではサイド攻撃が大きなウェイトを占めるが(日本代
表が好例)、そこから点が取れないのでは埒があかない(オイラに限っていえば、ラ
ストパスの精度が悪すぎ)。望みの綱は岡田・潤平の高校生コンビ。彼らがレギュ
ラーに定着すれば、サイドは改善されるだろう。ちなみに、タカシはサイドよりセン
ターでプレイした方がイイな。FW、トップ下、ボランチ、器用だからどこでもこなせ
るハズ。やっさんと組んだ2トップは意外に面白いかも。試してみたいオプション
だ。
 
  ダラダラ書いていたら、DF・GKまで届かなかった。これは次回に譲るとして、ひと
まず終焉。しかし、見直してもオイラのポジションが見つからない。いっその事マ
ネージャーに転向しようと思うのだが、すぐさまスコアブックをつけられないことを
思い出し、それも断念。そんなことを考えているうちに、アッという間に1週間が過
ぎていく。そんなサッカー中心の生活を、仕事場の隅で密かにほくそ笑む毎日であ
る。

 

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