(8) 臨機応変な中盤・アルゼンチン強し! |
臨機応変な中盤・アルゼンチン強し! 2002W杯南米予選が始まりました。 夕べ、アルゼンチン対チリを放送していたので見ました。 なんとアルゼンチンの強いこと。 このチームとほんとにフランスで戦ったのかよ。という感じ。 結果は4−1でしたが、それ以上の差がありました。 蹂躙という感じです。 チリにはサモラーノもサラスもいたのだけど、彼らにボールがいい形でわたるのが90分間で4回ぐらいでした。 特にすばらしかったのが中盤の5人。 左右のアウトサイドがキリ・ゴンザレス、サネッティ、ボランチがシメオネ、攻撃的MFがオルテガとベロンです。 もう縦横無尽、神出鬼没、臨機応変、疾風怒濤・・・。 ポジションは一応あるし、守備の時はそれなりの形で守っているのだけど、攻撃の時がスゴイ。 ポジションはスクランブルになるし、かといってバランスが崩れないから、ちゃんとした攻撃になるし、基本コンセプトがサイド攻撃だということが徹底されているから、最後はバティへのクロスボールでフィニッシュになるし。 ブラジルより強いかも。 これがモダンサッカーの中盤だということを見せてもらいました。 日本代表もこれを見習ってほしい。戦術は最低限の約束事で、あとは選手の判断力と技術の積み重ね、でもコンセプトはしっかりしている。 やれるような気がするのだけどなー。個々の判断スピードをあと0.2秒(ホントか?)早めるだけで強力なチームになりそうな気がします。今の日本代表の中盤なら。 でも、日本にはバティもC・ロペスもいないんだよな。 柳沢がんばれ、高原がんばれ。 |