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臨機応変な中盤・アルゼンチン強し!

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2000,Apr.5)

        
 臨機応変な中盤・アルゼンチン強し!


2002W杯南米予選が始まりました。
夕べ、アルゼンチン対チリを放送していたので見ました。
なんとアルゼンチンの強いこと。
このチームとほんとにフランスで戦ったのかよ。という感じ。
結果は4−1でしたが、それ以上の差がありました。
蹂躙という感じです。
チリにはサモラーノもサラスもいたのだけど、彼らにボールがいい形でわたるのが90分間で4回ぐらいでした。
特にすばらしかったのが中盤の5人。
左右のアウトサイドがキリ・ゴンザレス、サネッティ、ボランチがシメオネ、攻撃的MFがオルテガとベロンです。
もう縦横無尽、神出鬼没、臨機応変、疾風怒濤・・・。
ポジションは一応あるし、守備の時はそれなりの形で守っているのだけど、攻撃の時がスゴイ。
ポジションはスクランブルになるし、かといってバランスが崩れないから、ちゃんとした攻撃になるし、基本コンセプトがサイド攻撃だということが徹底されているから、最後はバティへのクロスボールでフィニッシュになるし。
ブラジルより強いかも。
これがモダンサッカーの中盤だということを見せてもらいました。
日本代表もこれを見習ってほしい。戦術は最低限の約束事で、あとは選手の判断力と技術の積み重ね、でもコンセプトはしっかりしている。
やれるような気がするのだけどなー。個々の判断スピードをあと0.2秒(ホントか?)早めるだけで強力なチームになりそうな気がします。今の日本代表の中盤なら。
でも、日本にはバティもC・ロペスもいないんだよな。
柳沢がんばれ、高原がんばれ。

           

 

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