10月1日。ものすごく切りの良い日にちにコラムを書いてみようと思う。というの
も前回のコラムはちょいと遊びすぎたというお叱りを自分自身から痛いほど聞こえ
た。だから、今回は真面目に先々週の試合のことを語ってみたいと思う。まぁ、また
戯言が始まったという調子で聞いてくだされ。
さぁ、JYリーグ。今試合は武田・浅井・岡田・ケンタら主力が抜けた飛車角落ちで
の戦いになった。それでも、メンバーをみれば結構豪華だから層が厚くなったのだろ
う。では、前半のメンバーから
GK:佐久間
DF:阿部・矢吹・徳江・石綿
DMF:真鍋・三島
WB:岡本・安永
OMF:斎藤
FW:作井
いわゆる4−5−1のフォーメーションだ。合宿から継続して練習してきた形だ
が、最近になってかなり浸透してきた感じ。控えにはタクちゃんや潤平もいる。
そのなかでも、注目は真鍋・斎藤・作井の3人。とくに斎藤の切れ味と得点力は一
皮むけた感じがする。2年前にはトップ下のポジションを争っていた覚えがあるが、
今は昔である。さておき、その前の作井さんもスゴイ。流動的だったFWのポジション
はもう決まりだろう。あのキープ力はこのレベルでは反則。ハイボールもキチンと胸
で止められる。しかも、当たられても芯がぶれない(当たりに行った相手がふっと
ぶってどういうこと?)。後ろからすればやりやすくってしょうがないね。最後に真
鍋。こちらもいうことなし! 運動量・ポジショニング・コーチング、どれをとって
もキッカーズに欠かせない戦力になったね。やばいぞ、タクチャン!
さて、問題なしのところを褒めたってしょうがないので、オイラが感じた問題点を
整理してみよう。といっても今回の試合では1点だけ。それは
“サイドの存在感”
このフォーメーションはサイドが左右2枚づつだ(WBとSB)。この関係がイマイチ
だった。とくに岡田がはいった後半の左サイド(翌日の試合ではとくに)には疑問。
WBは前目のポジションをとるのは間違っていない。とはいえ、張っているばかりじゃ
意味がない。1トップということはWBの前方に大きなスペースがあるということ。そ
のスペースの使い方が疑問なのだ。岡田の場合はそのスペースにボールを要求する場
面が多かった。必然的に前掛かりになり、最終的にはスペースでボールを待ってい
た。これだと4−5−1の意味がなくなる気がする。
オイラが考える理想形はSBがそのスペースを使うことだ。WBは攻撃の起点もしくは
中盤でのつなぎ役でいいと思う。だから、もっと中でボールをさばかなくてはいけな
い。なぜなら、それは4−5−1だからなのだ。もちろん、状況に応じたサイドから
の攻めあがりは必須だけれども。
それにキッカーズは1トップにトップ下がひとりのシステム。これだけをみてもセ
ンターが薄いということがわかる。“当たり前のことをいうな!”とお叱りを受けそ
うだが、WBがセンターのポジションをとることによって、バリエーションが広がるの
だ。例えば、状況に応じてトップ下がFWのポジションをとれば、台形型の4−4−2
にもなる。試合中にコレをやられたら、相手チームはたまったものじゃないよ。
でも、1番重要なのは全員のバランサーとして能力だよね。状況判断ともいうけ
ど、これが難しい。ところが、最近のキッカーズはこのバランスが良い。だからこ
そ、今、やらなくちゃいけないのだ。たぶん、今ならそう簡単に負けることはないけ
ど、それが慢心に変わるまえに刺激を与えなくちゃね。それがオイラからの提案。
@サイドバックの攻撃参加
A試合中の同じメンバーでのシステム変更
まぁ、とりあえずは緑区の大会で優勝することを目標にしましょうか。オイラ的に
は緑区選抜に選ばれることは必至目標だが…。さてさて、みなさんの目標は何なので
しょう?

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