1月7日。21世紀の初蹴りである。年ハジメということで、今回は今年の目標を大々
的に語ってみたいと思う。あくまで私的なことだと前もって宣言しておく。
オイラが雑誌ライターの仕事を始めて2回目の新年である。これでも一応、2雑誌で
連載をもつほどに成長したと自負してる。キッカーズのメンバーの中には、オイラの
学生時代を知っている方も大勢いるので、“社会人岡本健一”には不思議がっている
ことだろう。
なぜ、オイラがこの仕事を選んだのか? それは簡単。日本サッカーの発展に貢献
したかったからである。中田英寿のように選手として活躍するのも貢献の方法だが、
オイラはあえてその方法をとらなかった。学生時代は努めてヘタクソを演じ、やれば
難なくできることをわざと失敗する。それにしてもあのころは辛かった。それもこれ
も“どん底を知らなければ真実を掴めない”という思いから。その経験とオイラの芸
術的文章力が合致したとき、はじめて日本サッカーに貢献できると思ったのである。
そこで今年はサッカーの記事を書く。昨年も「週刊宝島」で欧州サッカーリーグ特
集という企画を担当したが、あれは右脳を使うまでもなく、脊髄レベルで処理できる
代物。はっきりいって物足りない。
各媒体の皆様方。背はちっちゃいけど、髪の毛が逆立っている男が現われたらお話
だけでも聞いてやってくだされ。良い仕事しまっせ(結局、営業に行くんかい!!)。
さて、本題に入ろう。長い前振りでゴメン。キッカーズの新年会が滞りつつも行わ
れた。そこでなんとオイラが若手チームの副キャプテンに任命されてしまった。ちな
みにキャプテンは武田氏、副キャプはオイラと斎藤氏だ。
キッカーズも思いきったことをした。レギュラーも危ういオイラと斎藤氏を副キャ
プテンに…。そこでオイラはふと疑問が生まれた。若手チームには作井さんも長谷川
さんもいる。徳江さんだっているじゃないか。オイラは考えた。そこで導き出された
答えは“キッカーズの陰謀”。
その陰謀の全貌を明かにしよう。毎月行われているJYリーグは各チームから審判を
出さなければならない規則がある。まさにこれが鬼門。キッカーズはレギュラーが危
うい2人(斎藤氏・オイラ)を生け贄にさしだす結論を下したのだ。新年会の席では
副キャプテン就任に浮かれていたが、まさかこんな陰謀があるなんて…。
………審判レギュラー決定………
まんまと乗せられたオイラと斎藤氏。しかし、こうなった以上、S級のライセンスを
取って「JYリーグ?こんなところじゃオレの笛はふけないね」などとふんぞり返って
やる。
そういうわけで、新企画「岡本健一 S級審判員への道」をところどころで織り交
ぜていくことにしよう。さぁ、新企画も決まったことだし、今日はこの辺で。最後に
またまた遅れてスミマセン、トホホ…。

|