ザンビアについて語る

ザンビア付近国別地図 そもそもザンビア(Zambia)とはどこなのか?そんな疑問を持つ人は多いだろう。

 僕にとってはザンビアとはVictoria Fallsのある国なのだ。お隣の国のジンバブエ(Zimbabwe)との国境にある世界遺産にも指定されいているthe Victoria Fallsはなんとあのナイアガラの滝(アメリカ合衆国とカナダの国境にある。the Niagara Falls)よりも水量が多いとくるから凄いもんじゃあないですか。

 小頭の自宅では水が出ないというが,地図からはそんなに水が足りないはずはない…と思えるのだが,これも水道事情のなせる技なのであろう。気候は赤道からもいいかげん離れ,内陸の高原の気候ということで,今の時期(10月)灼熱の大地アフリカという私の勝手なイメージとは違い,寒いらしい。小さい頭ならではの,浅はかさから安物の毛布を購入し震えているというのだし,ストーブが必要との噂もある。

 何をするにも成人になった人々のやる気のなさというものが影響しているらしい。私も他人のことをとやかく言うことはできない性質だが,いかに楽に生きていくかということで人生廻っているらしい。そんな国民性故に急激な発達はのぞめないが,泥棒してまでいい生活!と言うようなやる気も見られない為,治安もまあいい,と言う話である。お隣の国では血なまぐさい事件がたっぷりと起きているが,ザンビア自体は首都のレストランで強盗があって,殺人事件に発展したと言うことで,現地の人がショックを受けるという(そのくらいの事件は日本でも日々起きている,というより日本の事件の方が病んでいる気がする)まことに平和な国のようである。ただ,現地から平成14年春に帰国した私の友人曰く,子どもは大変可愛い,ということである。何故よりによってそんな友人がはかったように兄に居たのかは,運命が決めたとしか言いようがない。一応小頭には紹介して,現地情報等仕入れさせてもらったが,それが役にたっているのかは帰国後の記者会見を待とうと思っている。その時の話を聞いたイメージからかなり正確なザンビアのイメージを記したと思われるweb Pageが『まゆげ姉弟アフリカを行く!』と銘打たれた小頭の先輩である元協力隊員(協力隊員として何度も海外に行かれる方もいらっしゃるとの話なので元といいうのはあくまでも私の推測)の兄弟が作成したページである。 小生は他のページも読んだが,結構面白い。ザンビアに行く際には参考にされることをお薦めする。

ザンビア付近地勢図 しかし, 何をどう調べても日本からは随分と遠い国である。実質一番遠いのではないか,とまで思ってしまう。南米には日系人のコミュニティーがあることを考えると,産業もないザンビア附近はやはり『遠くて遠い国』なんだろうね。インフラの整備が急務であるらしく,雨が降ると電話が通じなくなると言う,こちらの常識を軽々と打ち破る事態が頻発するらしい。電話が通じなくなる理由は,雨が降ると道と電話線が冠水し全てが寸断されるために使えなくなることに原因があるらしいが,そこに至る理由が我が貧弱な想像力では全くイメージがわかない。しかもそんなに雨が降っても水道からは,水が出ないのだ。

2003年10月 管理人