the Victoria Falls

the Victoria Fall。日本名「ヴィクトリアの滝」とでもなるのであろうか。兄がこの世において自分の目で見たいもの 、世界の風景部門Best5には必ず入るであろう、世界三大瀑布の一つ。 ちなみに三大瀑布とは

世界三大瀑布の比較
名前
所在地
大きさ
備考
ナイアガラの滝
アメリカ
カナダ
幅 :約1Km
落差:56m
 3つの中では一番小さいが最もお手軽簡単に行けると思う。観光地化も進んでいてライトアップされたりもするみたい。
イグアスの滝
アルゼンチン
ブラジル
パラグアイ
幅 :約4Km
落差:100m
大小300個からなる滝ということです。地球の創世記に想いを馳せるような、妙な迫力があるみたい。
ヴィクトリアの滝
ザンビア
ジンバブエ
幅 :約1.7Km
落差: 150m
 兄が昔から行きたがっていたご存知表題の滝。

 ちなみに世の中素敵な方もいらっしゃるもので、この調査中こんな素敵な写真のサイトを見つけました。世界三大瀑布。このサイトの写真を拝見させていただいて、上の写真が何を撮りたかったのかが分かりました。
  リンク集からもたどり着ける「ザンビア観光局」等を調べる(寂しい英語力と豊富な人脈を駆使)と、そのスケールの大きさは想像を絶する世界。雨季と乾季との差が激しいが雨季の水量が最大の時期には30Km先から滝の水煙が見えるらしい。30Kmとは横浜から東京(海の方に出て視界が良好なら東京方面からは横浜のランドマークタワーが見えるが、ランドマークタワー自体かなり大きい。)、名古屋からだと四日市くらいに相当する。滝の水量は毎分546,000,000立方メートル。って、5億4600万立方メートル/分である。1秒間になおすと約910万立方メートル/秒。つまり東京ドーム7杯分の水が1秒で落ちるということ。東京ドーム公式サイトによると東京ドーム一杯は約124万立方メートル。これもよく分からないので、東京ドーム1杯分を分かりやすくいうと、学校のプールが大体25m×12.5mで深さが1mとすると、312.5立方メートル。これだとプール4000杯が東京ドーム1杯分と言う計算になり、ヴィクトリアフォールでは1秒間に約プール3万杯分の水が落ちていると言うことになる。日本の小中学校の数が約3万5千校(小学校23,633校・中学校11,134校 2003年度「学校基本報告書」)と言うことだが、プールのない学校、プールが小さい学校もあることを考えるとざっくりすぎるが日本の小中学校にあるプールの水を一秒毎に全部ひっくり返してやっと同じくらい………。自分で書いておきながら意味が分からない。

 また日本の三大瀑布は「マピオン>日本の滝100選特集 三大瀑布を見に行こう」に詳しい。やはり世界と比べると繊細だね。滝に迫力を求めるのなら海外か?

 段々ヴィクトリアの滝と離れていく気もするが、兄が見たくてしょうがない滝はもう一つあって、南米ベネズエラの秘境ギアナ高原にあるエンジェルの滝。落差約1,000m。東京タワーの3倍。高すぎて途中で水が霧状になってしまう為に滝壺なし。という噂。おそらくヘリコプター・セスナ機に乗らなければ、その滝を拝むことは出来ないのであろう。小生高いところ嫌いの飛行機嫌いであるが、これのためなら、我慢して乗るさ!

 またthe Victoria FallをZambia側から眺める時は、Livingstoneという近くの街を拠点にするのが一般的らしい。ヘリコプターで回る空から観るthe Victoria Fallというモノもあるようだが、それでやっと全景が拝めると言うことでしょう。ついでに言うと、ザンビアとジンバブエでは治安の意味でも景色の意味でもザンビア側から観るのがお奨めと言うことである。これ以上の追記は記者レポートか、帰国後の会見もしくは本人のレポートに任せる。

乾季のヴィクトリアの滝
乾季のthe Victoria Falls。
おそらく画面右側の崖全てが
雨季は滝となっていると予想される。
基本的にザンビアにいるはずなので、
ここからジンバブエ側の滝の向こうまで
約2Kmと言う写真では再現不能の
奥行きがあることになる。
撮影日 2003年11月上旬

ルナレインボー
アフリカで皆既月食をのぞめた日に運良く撮影。
皆既月食もキッチリと拝めたようである。
満月の夜に滝にかかるLuna Rainbow
撮影日:2004年6月上旬

二重の虹
早起きは三文の得と言わんばかりに
早朝に滝まで行ったら二重の虹の撮影に成功。
濃く見える虹の上にうっすらとかかる虹を
なんとか確認出来る。
よく見ると下の虹は上のほうから赤→青
上の虹は下の方から赤→青になっているのがわかる
撮影日:2004年6月上旬

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