Last update 2000/05/05.

長太郎版 21世紀に遺したいモノ 〜#2 デンター システマ

「長太郎版 21世紀に遺したいモノ」第2回の今回はデンター システマ。歯ブラシだ。

デンターライオンの 別ブランドだが、ブランドの切り分けの基準は良くわからない。同じ歯ブラシでも クリニカビトウィーンなどは「ライオン」の名を冠しているのだが。 クルマで云う、トヨタレクサスみたいなモンだろうか。

そんなことはどうでもいいのだが、システマとの出会いは半年ほど前のことだった。
私の勤める会社では年1回、希望者が歯科検診を受診できる機会がある。おそらくそれは ライオンが、各企業を回って行っているものだと思うのだが、歯のチェックや歯石を取り除いて くれることもあって、私は毎年受診していた。 そこでは、歯科衛生士から歯磨きの簡単なレクチャーもあり、その際、歯ブラシ使って 「正しい磨き方」を指導してくれる。
昨年の歯科検診で使ったのが、このシステマだったのだ。

それまで、私はサンスターのチェックという歯ブラシを愛用していた。
リーチの長いアーム(というかわからないが..)にコンパクトなヘッドが 付いており、親知らず4本歯並びの「超」悪い私の歯をしっかりとケアして いてくれたのだ。
ブラシの硬度は固目のものを好んで使っていた。コレでガリガリと磨いていた のである。
やっぱ、オトコはこうでなくっちゃ。
サンスター・チェックのヘッド サンスター・チェックの
ヘッド。
コンパクトだが、ブラシは
ま、ふつう。
デンター・システマのヘッド ピンボケだが
システマのヘッド。
ブラシの細かさ
判るだろうか。

手渡されたシステマを見るとブラシが非常に細かく軟らかそうだ。
こんなのでちゃんと磨けるの?」と内心思いながら、指導された通りブラッシング してみる。が、思った通り、あまり変わったところは感じられない。
歯石を取り終え、仕上げに歯科衛生士の方にシステマでブラッシングしてもらう。
うがいをした時だった「あ..痛い..歯グキがイタイぞ..」「あの柔らかい毛で 何故..」と、しばらく疑問を抱えたまま受診を終えた。

受診後の数日は、普段使っていたチェックをそのまま使いつづけていた。
歯ブラシを換える段になって、せっかくなので、先日もらったシステマを使ってみる。
教えてもらった通りのブラッシングを心がけてみた。

1.磨く時、あまり力を入れすぎない。
2.歯と歯グキの境、歯と歯の間をネラってブラシを細かく動かす。
3.一か所、だいたい10回くらいはブラッシングする。

以上を実践すると歯磨きにエラい時間が掛かるのだが、初めなので、取り敢えずやってみた。
歯磨き粉とよだれでクチをダラダラにしながらも、吐き出した歯磨き粉を見ると、血で赤く 染まっていた。「ぐきっ!」
口を濯ぐと、歯の間を水が通りぬける感触があった。「お、歯の間まで磨けてる...?」
この感触は、歯石を取ってもらった直後は残っているのだが、しばらくすると歯間が詰まって しまい、歯の水抜けが悪くなってしまうのだ。加えて、歯グキがうっ血している場合は、 かえって溜まった血を出した方が良い、とも歯科医に聞いたことがある。

「こ、こいつ...デキる...」 この歯磨きで私のシステマに対する評価は一変した。
まさに「柔よく剛を制す」。講道館柔道開祖、嘉納治五郎の名言ではないか!
さらに云えば、磨き手である私の力を柔らかく分散し伝える−相手の力をいなし利用する.. アントニオ猪木の「風車の理論」ではないか!!(<-もういいって!)

以来、他の歯ブラシに比べ、やや単価は高いものの、システマを 愛用している。
繰り返しになるが、システマの最大の特長は"超微細毛で歯周ポケットのスキ間などに 入り込んで、歯垢を除去!"ということになる。
ブラシの硬さ、ヘッドの種類など、数種類バリエーションが用意されているが、ベストは 「(ブラシ)やわらか目、(ヘッド)コンパクト」だと思う。 しかし、「(ブラシ)やわらか目」は如何せん、寿命が短い。(ソフト毛=主に高齢者向け? アレ?)
寿命とヘッドのバランスから、今は「(ブラシ)ふつう、(ヘッド)コンパクト」を 愛用している。
こういった技術に特許などあるかはわからないが、他メーカーの追い上げを期待したい。
チェックのボディシステマのヘッドの組み合わせが、現在考え得る、 最強の組み合わせだと思うのだがなぁ。

みんな、口から血ぃ、出してみない?


デンター システマ4種 デンター・システマ Spec
柄の材質:ポリプロピレン
毛の材質:ポリブチレンテレフタレート
毛の硬さ:やわらかめ〜ふつう
耐熱温度:80度

[雑文:1つ上へ↑]