「長太郎版 21世紀に遺したいモノ」第2回の今回はデンター システマ。歯ブラシだ。
デンターはライオンの
別ブランドだが、ブランドの切り分けの基準は良くわからない。同じ歯ブラシでも
クリニカやビトウィーンなどは「ライオン」の名を冠しているのだが。
クルマで云う、トヨタとレクサスみたいなモンだろうか。
そんなことはどうでもいいのだが、システマとの出会いは半年ほど前のことだった。
私の勤める会社では年1回、希望者が歯科検診を受診できる機会がある。おそらくそれは
ライオンが、各企業を回って行っているものだと思うのだが、歯のチェックや歯石を取り除いて
くれることもあって、私は毎年受診していた。
そこでは、歯科衛生士から歯磨きの簡単なレクチャーもあり、その際、歯ブラシ使って
「正しい磨き方」を指導してくれる。
昨年の歯科検診で使ったのが、このシステマだったのだ。
それまで、私はサンスターのチェックという歯ブラシを愛用していた。
リーチの長いアーム(というかわからないが..)にコンパクトなヘッドが
付いており、親知らず4本、歯並びの「超」悪い私の歯をしっかりとケアして
いてくれたのだ。
ブラシの硬度は固目のものを好んで使っていた。コレでガリガリと磨いていた
のである。
やっぱ、オトコはこうでなくっちゃ。
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サンスター・チェックの
ヘッド。
コンパクトだが、ブラシは
ま、ふつう。
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ピンボケだが
システマのヘッド。
ブラシの細かさ
判るだろうか。
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手渡されたシステマを見るとブラシが非常に細かく軟らかそうだ。
「こんなのでちゃんと磨けるの?」と内心思いながら、指導された通りブラッシング
してみる。が、思った通り、あまり変わったところは感じられない。
歯石を取り終え、仕上げに歯科衛生士の方にシステマでブラッシングしてもらう。
うがいをした時だった「あ..痛い..歯グキがイタイぞ..」「あの柔らかい毛で
何故..」と、しばらく疑問を抱えたまま受診を終えた。
受診後の数日は、普段使っていたチェックをそのまま使いつづけていた。
歯ブラシを換える段になって、せっかくなので、先日もらったシステマを使ってみる。
教えてもらった通りのブラッシングを心がけてみた。
1.磨く時、あまり力を入れすぎない。
2.歯と歯グキの境、歯と歯の間をネラってブラシを細かく動かす。
3.一か所、だいたい10回くらいはブラッシングする。
以上を実践すると歯磨きにエラい時間が掛かるのだが、初めなので、取り敢えずやってみた。
歯磨き粉とよだれでクチをダラダラにしながらも、吐き出した歯磨き粉を見ると、血で赤く
染まっていた。「ぐきっ!」
口を濯ぐと、歯の間を水が通りぬける感触があった。「お、歯の間まで磨けてる...?」
この感触は、歯石を取ってもらった直後は残っているのだが、しばらくすると歯間が詰まって
しまい、歯の水抜けが悪くなってしまうのだ。加えて、歯グキがうっ血している場合は、
かえって溜まった血を出した方が良い、とも歯科医に聞いたことがある。
「こ、こいつ...デキる...」 この歯磨きで私のシステマに対する評価は一変した。
まさに「柔よく剛を制す」。講道館柔道開祖、嘉納治五郎の名言ではないか!
さらに云えば、磨き手である私の力を柔らかく分散し伝える−相手の力をいなし利用する..
アントニオ猪木の「風車の理論」ではないか!!(<-もういいって!)
以来、他の歯ブラシに比べ、やや単価は高いものの、システマを
愛用している。
繰り返しになるが、システマの最大の特長は"超微細毛で歯周ポケットのスキ間などに
入り込んで、歯垢を除去!"ということになる。
ブラシの硬さ、ヘッドの種類など、数種類バリエーションが用意されているが、ベストは
「(ブラシ)やわらか目、(ヘッド)コンパクト」だと思う。
しかし、「(ブラシ)やわらか目」は如何せん、寿命が短い。(ソフト毛=主に高齢者向け?
アレ?)
寿命とヘッドのバランスから、今は「(ブラシ)ふつう、(ヘッド)コンパクト」を
愛用している。
こういった技術に特許などあるかはわからないが、他メーカーの追い上げを期待したい。
チェックのボディにシステマのヘッドの組み合わせが、現在考え得る、
最強の組み合わせだと思うのだがなぁ。
みんな、口から血ぃ、出してみない?