Last update 1999/09/15.

●コントローラーと私

テレビゲームなんて絶対やらないと思っていた。
小学生の頃、スペースインベーダーが流行った(註1) 時だって、すぐ終わってしまっておカネが勿体ないからやらなかった。
それから、中学、高校、大学とゲームセンターに行ったこともなければ「ファミコン」 なんかにハマることも決してなかった。

昨年の11月頃のことだ。コール天のドラマー、アマノから こんな申し出があった。
「長太郎さん、オレのプレステ\5,000で買わない?
曰く、無駄なものは一切生活から切り離す、という彼の決断の一つが プレステを売却することだったのだ。
(その直後、やはり彼は「無駄な」プレステを新品で購入するのだが..)
「プレステってフツウに買うと幾ら?」相場を知らなかった。
「う〜ん..\15,000とか\20,000くらいかなぁ。」
「じゃぁ買った!」(<-セコイ!)

こうして、我が家に初めてコンシュマーブル・ゲーム機がやってきた。
「プレステ」ことSONYのPlay Stationを手に入れようと思ったのは訳があった。 ぜひやってみたいゲームがあったのだ。
そのゲームは「バイオハザード」。
ホラー映画と銃器が好きな人間にとって、 このベストセラー・ソフト(註2)は一度はプレイ してみたい、
いやプレイしなければならない、いわば巡礼地のようなものなのだ! (<-突っ走りすぎ)

早速、近くの中古ソフト店に走る。(<-セコイ!)
時期は「バイオハザード2」の発売後9ヶ月が過ぎた頃。たまたま、 「バイオハザード2」の中古ソフトが\1,980で売られていた。
即購入し、恐る恐る始めてみる。
CGを駆使した映画のようなオープニング。スーパーマリオなんかの2次元のゲーム とはかなり違う印象だ。
CGムービーが終了し、プレイモードへ。燃えさかる街にゾンビが蠢いている。
「ちきしょう、早速だが、撃ってやる!」
説明書によると、女性主人公クレア(註3)は ハンドガンとしてブローニング・ハイパワー(註4) を初期装備している筈だ。
独特な操作感覚に惑わされ、よけるつもりがゾンビにかじられつつも、 手近のゾンビから撃っていく。
何匹目かのゾンビを倒した後、続けて撃とうとするとカチカチ云うだけで 弾は出ない。
「あ、弾切れ..弾数を数えていないなんて!」コンバット・シューティング の初歩的なミスである。
給弾の方法にまごまごしている間にゾンビにかじられ、クレアは敢え無く死亡して しまった。
「あぁ何てことだ...」

汚物いや、屈辱にまみれた私は、翌日からWEBを駆使し、バイオハザード2の 攻略情報を集め回った
さらに古本屋に行き(<-セコイ!)攻略本も求めた。
というのも、このゲーム、攻略情報がないと、ファーストプレイはとてもじゃないが 進められない。

以来毎日、睡眠時間を削りつつ「バイオ2」をプレイし続けた。
(おそらくこのころは、ホームページの更新ペースもかなり鈍っていた筈である。)
往き帰りの電車で攻略チャートをシミュレーションし、果ては夢の中でまで ゾンビに追いかけ回される始末。
敵にやられたまま、あきらめてゲームを中断して寝てしまい、不安にかられて 飛び起きたことも1度や2度ではない。
(そういう時はプレイして、完全に叩きのめしてから安眠する。)
「前回のミッション(<-なりきってる)ではあの順路で回ってしまったが、 敵の配置から考えて、やはりこちらのルートの方が効率的だ...」
「あそこのゾンビは倒さなくっても、先にヘリ通路の火を消せば、居なくなってる 筈だ。弾が節約できる。」
暇さえあれば、攻略情報を読み返し、実践する毎日。
受験の時すらこんなに勉強しなかったな、と懐述。

そんなこんなで、いったん「バイオ2」のコントローラーを置くまで、 約2ヶ月を要した。
「バイオ2」を、いったん止めた理由、それは、前作にあたる「バイオハザード」にハマったから だったのだが..

そして、来週(9月22日)、遂にバイオハザード・シリーズの3作目、 「BIOHAZARD3 Last Escape」が発売される。
もちろん、予約もした。
このページが更新されなくなったり、電話をかけても出なくなったら、思い出して欲しい。
「ヤツは今「バイオ」なんだな」と。

(「バイオ」ネタは、まだまだ続きます..)

註1:スペース・インベーダー
昭和53〜54(1977〜78)年頃、爆発的に大流行したコンピューダ・ゲームの先駈け的存在。
このページ見てるヒトにそんな解説は不要か..(年代的に)
「ナゴヤ撃ち」などの秘技もあった。因みに私、長太郎は1面もクリア出来ません。

註2:ベストセラー・ソフト
バイオハザードシリーズはオリジナルバージョン2作に加え、派生バージョン、 各種ハード対応版を含め数種類が存在するが、
シリーズとしての売り上げは1000万本を超えるという。

註3:女主人公クレア
バイオハザード2では「ザッピング・システム」により、2人のキャラクターをプレイできる。
男主人公はレオン・S・ケネディ、女主人公はクレア・レッドフィールド。
それぞれのキャラクターで、ストーリーが多少異なり、また、それぞれが「表ストーリー」「裏ストーリー」 を持っている。
「レオン表」->「クレア裏」、「クレア表」->「レオン裏」と合計4つのストーリーを楽しむことができ、
ゲームの進行によって、裏ストーリーは、表ストーリーから多少の影響を受けるのもポイント。

註4:ブローニング・ハイパワー
基本設計は第二次大戦の頃にさかのぼるベルギー製の自動式拳銃。
現在の自動式拳銃のトレンドにもなった複列弾倉を先駆けて採用し、 装弾数は当時としては多弾装の9mmパラベラム弾、13発+1発を誇った。
現在でも改良が加えられ生産されており、愛用者も多い。


[雑文:1つ上へ↑]