パソ通の「Nifty」に「ロック・セッションフォーラム」−
FROCKS−という会議室が
あります。
このフォーラムは、参加メンバーでセッションを行う主旨のものなのですが、
'99年2月27日、初めて【続・RUSH】セッションに参加してきました。
【続】というくらいですから、今年で2回目の開催です。
参加することになったきっかけは、当日も共演させてもらったドラマーの
jojoさんのページを偶然見つけたこと。
そのページの中に第1回目のRUSHセッションについて書かれてありました。
曰く、一発合わせでRUSHの名曲(難曲?)を演奏する、とのこと。
このページをここまで読まれている方なら、お分かりとは思いますが、作者長太郎に
とって、
この「RUSH」というバンドが最も好きなバンドの1つと云えます。
「高校時分からの積年の思いを果たす時がっ!」とのことで、早速Niftyに入会
しました。
するとタイミング良く、【続・RUSH】セッションの開催が!
演奏レベルが高いことは予想できましたので、僅かな不安がありましたが、思い切って
参加することに。
さて、演奏曲とメンバーの選定は以下のシステムで行われます。
まず、参加メンバーの演奏したい曲を【表明】として公開します。
例えば、「私、長太郎は「スピリット・オブ・レディオ」のベースを演奏したい。」
と「表明」するわけです
(実際はもっと簡潔な表現で行います)。
その際、表明者は必要な楽器、例えばこの曲なら他に、Vocal、Guitar、Keybord、
Drumsが必要な旨を書きます。
すると、他にこの曲を演奏したいプレーヤーから【便乗】というカタチで、パートが
集まってきます。
もし、同一パートのプレイヤーがバッティングしてしまった時は、当事者間で
調整します。
そうして、表明した曲の標榜した全パートが揃ったら晴れてセッションで演奏できる
訳です。
当日の演奏曲は以下のとおり。全28曲!(って知らねーよな、みんな)
「●」は長太郎が演奏に参加した曲です。
| 1 | ANTHEM (心の讃美歌) |
15 | BETWEEN THE WHEELS ● |
| 2 | ANIMATE |
16 | COUNTDOWN |
| 3 | LIMELIGHT |
17 | DRIVEN |
| 4 | MANHATTAN PROJECT |
18 | FREEWILL (自由意志) ● |
| 5 | BRAVADO |
19 | YYZ |
| 6 | AFTERIMAGE |
20 | CHEMISTRY (化学) |
| 7 | KID GLOVES |
21 | FINDING MY WAY |
| 8 | ROLL THE BONES |
22 | FLY BY NIGHT |
| 9 | A FAREWELL TO KINGS |
23 | BASTILLE DAY |
| 10 | DISTANT EARLY WARNING
(彼方なる叡智が教えるもの) |
24 | NATURAL SCIENCE (自然科学) ● |
| 11 | CYGNUS X-1 BOOK II:HEMISPHERES
(シグナスX-1 第2巻 神々の戦い) |
25 | THE ENEMY WITHIN (内なる敵へ) |
| 12 | CIRCUMSTANCES |
26 | SOMETHING FOR NOTHING |
| 13 | THE TREES |
27 | TOM SAYER |
| 14 | LA VILA STRANGIATO |
28 | THE SPIRIT OF RADIO |
最初で最期かもしれない、本物RUSHの'84年来日公演を見逃している長太郎にとっては、
目の前で演奏される曲は、それぞれにカンドーもの。
スゴイのは「兼業」で演奏される方の多いこと!
本物のRUSHも3人で幾つもの楽器を同時に演奏してしまうのですが、
このセッションに参加されている皆さんも、ベースを下げて、足鍵盤を踏み、
キーボードを弾く、かつ歌う、
ギターを弾きつつ足鍵盤を踏み歌うとか、そんな人達ばっか!
トーゼン、私は「専業」ベースマンなのでそんなことはでけません...
登場楽器も変わったのが多くて(失礼!)、ベースでは「リッケンバッカー」、
ギターではストラトタイプの他に「クライン」というバグパイプの様なカタチの
ギターが3つも!
ドラムは1バス(ドラム)でしたがタム/シンバルはずらり、エレドラまで。
それぞれ、写真がないのが残念です。
私、長太郎は愛用のムーンJBタイプのベースで
参加しました。
さて、では私、長太郎が演奏に参加した曲について。
【BETWEEN THE WHEELS】
'84年のアルバム「Grace Under Pressure」のラストの曲です。
RUSHがシンセサイザーを多用し始めたころの曲なので、ベースパートも演奏の
半分くらいはシンセベースが使われています。
ポイントは、パターンが憶えづらいAメロ部のバス・ドラム。(7/8拍子?)
ベースも基本的にアクセントを合わせていますから、バス・ドラムのパターンを
憶える必要があります。
あとは曲のKeyがD(レ)なので、ベースのE弦をDに落として演奏しました。
はじめは1オクターブ高い「D」で演ってみたのですが、重みがなくなっちゃうん
ですね。
チューニングを落とすと弦のテンションも変わって、出音も変わってしまうし、
何より4度チューニングに慣れた身なので、手クセのフレーズを弾くときは
注意が必要です。
あとは、演奏に参加する事が決まったのがセッションの2週間前と、
他の2曲に比べて練習期間が短いのも、心配のタネでした。
実際演奏してみてですが、バス・ドラムのアクセントやはり憶えきれず、
当日はドラムの人の足を見て音を出してました。
けど、所々ズレてますけどね。
「Dチューニング」の心配以外は音数も少な目なので、1曲目に演る曲としては
最適でした。
【FREEWILL】
'79年発表の「Permanent Waves」の2曲目です。
この曲は、今回演奏した中では唯一、高校時代コピーしたことがあった曲でした。
ポイントは、RUSHの曲の中では比較的取っ付き易い曲なので、コピーしたであろう
人が多いこと。
(どーやってゴマかすか、とか)
サビに行く前のキメも、毎回違っていて、こんなところもRUSHのコピーをややこしく
している一因だと思います。
やっぱり、全部憶えられなかったので、本番でもズレましたけど。
あとは、ギター・ソロ前のベース導入部〜ギター・ソロのバッキングですね。
「バッキング」とは云ってもウラでベース・ソロ演ってる感覚ですか。
この曲は何パターンかの音源が存在するので、いろいろ比較してみて自分好みの
フレーズを組み合わせることにしました。
ですが、ちゃんとしたコピーはできなくって、結局アドリブになってしまいましたが。
実際に演奏してみても、わりと無難に演奏できた方でしょうか。
【NATURAL SCIENCE】
FREEWILLと同じく、'79年発表の「Permanent Waves」の6曲目です。
ですが、今回は'98年末に発売された「Diffrernt Stages」のライブバージョンを
基にしました。
これは、オリジナルトラックとライブバージョンの構成が異なっているためです。
演奏時間も8分以上あるし、一応組曲の形式を取っているため、自分としては
「勝負曲」ということで臨みました。
ポイントになるのは「2楽章 超空間」で登場する、ギターとのユニゾン、
さらには「3楽章 永遠の波」の怒涛の盛り上げでしょうか。
練習を始めた頃は、手をツリそうなホド。
いかに難解(でもないケド)なフレーズを弾いていないかの証明でもありますが。
とにかく2〜3楽章は、普段の自分のプレイスタイルより遥かに音数が多いので、
まずは慣れるところから始めました。
構成についても不安でしたので、ほぼ1ヶ月近く毎日通勤途中で聴きまくって
憶えました。
そこまでやったので、本番で演奏する時は構成の不安はありませんでしたが。
反省としては、本番、かなりリキんでいたようで、後半になると指が
ヘロヘロになってしまったこと。(何とか乗り切りましたが。)
それとは対称的に、演奏している8分間はあっという間でした。
こうして10数年来の思いであった「RUSHを演奏する」ことが
できたのですが、
その充実感は、普段、オリジナルのバンドで演奏した時とは別のモノでした。
あちらは創り出して、それを伝える喜びですが、こちらは好きな曲を
純粋に演奏する楽しみがあると思います。
まだまだ、演りたくても出来なかった曲があるので、今後、このテのセッションには
参加していこうと思っています。