Last update 2001/01/20.

倶楽部 YYZ 第3回 RUSHセッションに参加 [2001/01/13]

昨年の夏、RUSHの老舗ファンサイトである、 倶楽部 YYZの セッションに参加してきた。
倶楽部YYZのセッションに参加するのはこれで2度目。
RUSHのセッション自体は3度目で以前よりは演りなれた感もあるが、やはりそこはRUSH、 そう簡単には行かない。今回も年末年始を中心に練習したのだが、なかなか習得できず、 正直、誰か弾ける人に振り替えてもらおうかと弱気になったりもした。 逆にそれくらい追い込まれないと、わざわざRUSHを演奏する意味も無い訳なのだが..
ただ、演奏できない..と練習しているとある日突然、演奏できるようになったりして やはり努力(それほどしてないが)をしていれば、ちゃんと報われるのである。 そんなの早く気が付け、という感じなのだが。
以下、演奏曲とその解説おば。


【倶楽部YYZ 第3回RUSHセッション 演奏曲目(2001年1月13日)】
_1.A Farewell to kings11.Dreamline21.Beneath,between and behind
_2.Witch Hunt12.Ghost of Chance22.Red Barchetta
_3.Red Barchetta●13.Freewill23.Driven
_4.Cygnus X-1●14.The Analog Kid●24.XANADU
_5.Distant Early Warnning15.The Big Money25.The Big Money
_6.The Enemy Within16.Limelight26.Anthem
_7.Freewill17.Subdivisions27.The Body Electric●
_8.New World Man18.Natural Science28.Circumstances
_9.Vital Signs19.Bastille Day29.The Spirit of Radio
10.Animate20.The Analog Kid●2112〜Tom Sawyer●
*●は筆者が演奏に参加した曲。
■Red Barchetta
前回のセッションに続き2度目の演奏。
前回はこの曲の最もオイシイ部分である、後半のベースソロ?を誤った為、 非常に悔いが残った。したがって、今回はそのリベンジを込めての演奏であった。
もともと好きな曲である事に加え、前回コピー時からちょくちょくと弾いていたので、 さしたるトラブルもなく演奏できたように思う。
問題のベースソロだが、今回はまぁ納得の行く範囲で演奏できた。

■Cygnus X-1
この曲も前回のセッションで演奏したもの。参加メンバーも前回とほぼ同じとなった。
前回は、曲の構成を憶えるのに苦労したのだが、そこは演奏1回のアドバンテージもあり、 今回は構成で悩む事もなかった。
コピーも前回、十分していたので苦労はなかったが、そこが逆に油断を生じる事に。
後半部分の変拍子で、演奏崩壊の危機を招きながらも、何とか無理矢理最後まで 持って行った感じだ。あーあぶないあぶない。

■The Analog Kid
ここから、今回初めて演奏する曲である。
RUSH中期のアルバム「Signals」の2曲目、彼らにしては珍しくストレートな曲だ。 というのも、わりと普通のハードロックな曲なのだが、そこはRUSH、ギターとベースに ついては音数が多い。 ベース演奏の肝としては、イントロのユニゾンフレーズ、歌メロに絡むベースの フレーズだろうか。
良く知っている曲ではあるので、ベースラインなどは憶えているのだが、コピーしてみると 弾き辛い事に気がつく。自分のスタイルからすると、ポジションの移動も多く、 音数も多く、とにかく忙しい。 短い曲ではあるが調子に乗って前半弾きすぎると、後半まで保たなくなる点にも注意。
この曲に関してはドラマーを違えて2回演奏した。コピー時点では指が動かなくて どうしようもなかったが、 本番では何とか「誤魔化せる」レベルまで持って行くことができた。 個人で録音した音を聴いてみても、極端にモタったり走ったりなどなかったので、 まぁ納得はできた。

この曲で何箇所か、シンセベースの効果音があり、それを再現するのにベースの ブリッジ付近を平手で叩く という奏法をしたら、ややにウケたが本編の演奏がそっちに「持って行かれた」ようで、 ちょっと複雑な心境だ。

■The Body Electric
RUSHの転換期の1つとなったアルバム「Grace Under Pressure」からの曲。
この曲も高校生時分から非常に好きだった曲だ。演奏する側とすると、前半部、 珍しく隙間の多いパートも良いのだが、 ギターソロのバッキングや曲のエンディングでのリズム隊のドライブ感を 何とか再現したいところ。
ベース演奏の肝としては、イントロのPulling(指を弦に引っかけて、アタックの強い 音を出す。スラッブ奏法の一部)であった。スラップ(チョッパー)を得意としている プレイヤーならまだしも、殆どスラップをしない私にとってはこの奏法でのリズムの乱れを 抑えるのがポイントだった。弦を深く引っかけるので、どうしてもタイミングが 遅れがちになる。
また本番では、つないでいたコンプレッサーの電圧が低下してしまい、極端に音量が 下がってしまい、自分の音をしっかりと確認できなかったのも悔やまれる。 (電池換えておくんだった!)体の良い言い訳だが。

演奏については録音が不鮮明だったために、客観的な評価はできないのだが、それほど 評判も悪くなかったので、取り敢えず良しとしておこう。ただ機材の不調が悔やまれる..

■2112〜Tom Sawyer
RUSH初期の大曲「2112」の前半2楽章までと(注)、「Tom Sawyer」の組み合わせ。 「Tom Sawyer」も中期の代表的アルバム「Moving Pictuers」の代表曲の1つ。
このセッションの最後に演奏された。
実は前回セッションでも最後に演奏され、そのカッコよさに魅了されてしまい、 今回は演奏させてもらう事になった。 正直云って、RUSHの代表曲の1つである「Tom〜」はあまり好きではないのだが、 前半部だけと云っても「2112」が演奏したかった。
「Tom〜」は以前にも少しコピーした事があったので心配はしていなかったが、 「2112」の方は全くコピー経験無し。 憶えるパターンは多いのだが、パターンそれぞれはあまり複雑な事をやっていないだろう との推測でコピーを始めた。 が、コレがどうも音が採り辛い。始めにコピーしたのがRUSH最新の音源である 「Diffrent Stages」というライブ盤なのだが、どうしても素直な (指の)ポジションではない。やっぱRUSHは難しいな、と思い、気分を変えるため、 オリジナルスタジオ盤でコピーしてみた。
すると、「D.S」に比べKEYが1音高いではないか!(<-早く気付けよ..)こちらの方が 自然なポジションで演奏できる。 してみると、近年のRUSHライブではこの「2112」楽器のチューニングを1音も 下げているのか..ゲディ(・リー、Vo,B)師匠も老いたものだ..

練習中はパターンを憶えられずにかなり苦労したが、やっと間違えずに弾けるように なったのは、本番2,3日前。 本番ではとても気持ち良く演奏できたのだが..油断とは恐ろしいもの。 何の問題も無いと思い込んでいた「Tom〜」に足許を掬われた。しかも本人は演奏中間違いに まったく気が付かず、 間違ったフレーズを繰り返し弾き続けるという有様.. あとで録音した音源を聴いて青くなったが、聴いている人たちは本当に気持ちが 悪かっただろう。この場を借りて謝罪したい。

*注:本編は5楽章まであり、LP片面分20分の長さがある

ペダル群 他のセッションでは
滅多に見られないペダルベース。
切り替えのスイッチや
フェーダー(!)はすべて
足で操作する事を前提に
なっている。
ドラムセット#1。
バスドラムは1つだが
タムは5コ。
おまけにパッドまで。
シンバル類の多さなど
やはりコダワリのセッティング。
ドラムセット#1
ドラムセット#2 ドラムセット#2。
こちらは背面にシモンズ
をセッティング。
ここまで来るとホント
本家に迫る勢い。
演奏中のRUSHers。
ポールリードスミス(ギター)、
ゲディモデルのベースと
RUSHモデルの楽器も
やはり欠かせないアイテム。
演奏の様子