この長太郎個人のページ、いちおう音楽のページなんで、ビールや歯ブラシがどうだ、
というよりも、少しは音楽のことも載せなければならない。
バンドは活動停止中だし、そんなネタはないわい、と思っていたところ、先日、RUSHの
ファンサイトである
倶楽部 YYZで
RUSHのセッションが行われると聞き、さっそく参加させてもらうことにした。
RUSHセッションといえば、昨年、Nifty
のロックセッションフォーラム主催のセッション
に参加したことは記憶に新しい。
しかし、前回と今回、私、長太郎を取り巻く環境は激変していたのだった。(<-大袈裟。)
1年半前は2つのバンドにベースマンとして参加しており、日がな、弾きたくなくともベースを
弾いているという日々だあった。それが、昨年の12月以来、人前ではもちろん、家でも
殆どベースを弾くこともなく、いきなりRUSHを演奏することになろうとは!
セッションまで僅か1ヶ月でどこまで出来るかわからなかったが、取り敢えず、演奏しそうな曲を
コピーしつつリハビリを開始する。この8ヶ月間フニャフニャだった指先も徐々に硬さを取り戻し
指先のイタみも心地よくさえ感じる。(あぁ、オレってば..こんなにやってる..<-バカ)
セッションまでの1ヶ月で、何とか聴く人を騙せる、いや、何とかお聴き頂けるレベルまで戻った
と判断して、愛用のムーンJBベースを携え、セッション
へと臨んだ。
今回の演奏で演奏されたのは、RUSH珠玉のこの20曲だ!(つってもわからないよね。)
【Club YYZ 第2会 RUSHセッション大会 演目】
| 1.ANTHEM ● | 2.Closer to the Heart | 3.Cygnus X-1 ● |
4.Bastille Day |
| 5.Dreamline | 6.Limelight | 7.Animate |
8.Show don't tell |
| 9.Force Ten | 10.Resist | 11.Something for Nothing ● |
12.Red Barchetta ● |
| 13.The Trees | 14.Cinderera Man | 15.Natural Science ● |
16.Subdivisons |
| 17.Time Stand Still | 18.Test for Echo | 19.Cold Fire |
20.2112〜Tom Sawyer |
●は長太郎が演奏に参加した曲。
【ANTHEM】
このセッションの1曲目に演奏してしまった曲。
2枚目のアルバム「Fly by Night」(夜間飛行)の1曲目。
確か邦題は「心の讃美歌」だったと思う。
初期の作品ということもあって、RUSHの中では比較的ストレートな楽曲である。
ストレートではあるが、そこはやっぱりRUSH、自分にとってはイージーではない。
イントロはG,B,Drでのペンタトニック系の細かいユニゾン、だけど
拍数は何かヘン。
先ず、これをマスターするのが厄介だった。(正直云うとマスターしてないけど。)
その他、隙あればベースの細かいフィルインが入ってくるし、ギターソロの
独特なノリのバッキングなど、やはり一筋縄では行かない。
当日はとりあえず、勢いで弾き倒した感じ。ちょっと音圧でごまかしてしまった..
【Cygnus X-1】
RUSH 演るなら、やっぱり演りたい大作系。
4枚目のアルバム「A Farewell to Kings」のラストの曲。タイムは約10分。
イントロのSE後、いきなりベースのおいしいリフが。ここはゲディ(リー)大先生の
ブリブリベースサウンドを再現したかったのだが、歪みエフェクトを持っていないので、
押弦する音については、フレットノイズを使って何とかそれらしく細工することに。
各個のプレイは思いの外、それほど難しいことはやっていないので、曲の構成をしっかりと
把握しておくことと、Dr,G,Bのアンサンブルの妙がポイント。
演奏することが決まってから、あまり時間の余裕がなかったので、会社の通勤時間、休み時間に
聴きまくり、久々に構成のメモなんかとってしまった。
本番では、リフの繰り返しで回数が不明になるトラブルに見舞われつつも(演奏者みんな
分からなくなった。セッションではよくあるコトです。ハハハ。)まぁ何とか最後まで
演奏できた。10分の曲だというのに演奏をしていると長さを感じさせなかった。
【Something for Nothing】
3枚目のアルバム「2112」からの小曲。
セッションに参加する時に演奏曲が少ないとツマらないからという、ある種不純な動機で参加した曲。
もちろん、比較的簡単に演奏できそうな曲を選んだつもりであった。しかし...
どうも構成が憶えられない...演奏は難しくないのに...曲は短いのに...
いや待てよ?だから憶えられないのではないか。難曲であればあるほど、曲が長ければ長いほど
(長すぎたらダメだけど)クリアしようとして頑張ってしまうのである。
とりあえず聴いて憶えよう、ということで今回のセッション演奏曲でイチバン聴いたのは
のこ曲かもしれない。
当日まで構成には今一つ自信が持てなかったのだが、本番では意外や気持ち良く
演奏できた。
【Red Brachetta】
RUSHの中でもヒットした8枚目のアルバム「Moving Pictures」から。
この曲は高校生の頃から大好きだった曲で、機会があれば是非演奏してみたい曲
だった。
しかし、好きな曲にも関らずコピーした経験は無し。
演奏することが決まったのはセッション10日前。RUSHの中ではポップで演奏しやすい
曲ではあるのだが、決してイージーな曲ではない。
コピーは初めてではあったが、何度も聴いていてフレーズは殆どアタマに入っていたので、
あとは指が動いてくれるか?という問題だけ。ベース演奏のポイントはギターソロの
バッキングから暫く続く7/8拍子と、エンディングのおいしいベースソロ。
7/8拍子は、それまで8/8拍子で弾いているフレーズが、その部分だけ拍子が変るのでボーっと
弾いていると拍のアタマを見失ってしまうので要注意。対策としては7/8拍子を4/4+3/4
として捉えれば比較的ラク。(と後で教えてもらった..)
エンディングのベースソロは珍しく完全コピーをしてみたが、本番では一瞬アタマが真っ白に
なってしまい、イチバンおいしいところをトチってしまった...
あぁ、次こそはリベンジしてやる。
思いが強いせいもあって、この曲もやっぱり演奏していて楽しかった。
因みにタイトルの「赤いバーチェッタ」は赤いオープンカーのことで(イタリアなどでは
オープンカーのことを"バルケッタ"−小船を逆さにしたような形からそう云われる−と云う)
オールドのフェラーリ166MM(MMは"ミッレ・ミリア"というイタリアのラリー)がモデルに
なっている、との説もあり。こりゃまたシブいところから持って来るな。
【Natural Science】
5枚目のアルバム「Permanent Waves」のラストの曲。邦題は「自然科学」。
これは前回、Niftyのセッションでも「勝負曲」として演奏した曲で、自分としては是非、
再チャレンジしたかった。
前回は、セッションの直前に発売されたライブ盤「Different Stages」からのテイクをもとに
コピーしたが、今回はオリジナル・テイクをもとにコピーした。というのも、両者は構成が
異なっていて、「Differnt Stages」版の方が歌のパートが多く、インスト・パートが少な目、
オリジナルはその逆である。
ベースパートとしてはオリジナル・テイクの方が演奏は面倒になる。
前回も肝となった、ギターとのユニゾン大会パートだが、やはり今回も後半は
力尽きてしまった。(ぜんぜんリベンジになってない。)
しかし、だ、中途半端なパワーでごまかしごまかし弾くのは性分に合わないのだ。
しかも演奏しているのはRUSH。ゲディ先生に失礼のないよう、フルパワーでピッキング
しなくってどうする!誰も中村紀洋(大阪近鉄バッファローズ)のライト
ヒッティングなど見たくないのだ。あれ?ハナシ変わってるな。
加えて今回、意外な敵となったのは室内の湿気。
今回は雨こそなかったものの、蒸し暑い日。エアコンは効いていたけど、室内はヤケに
湿っぽかった。愛用のムーンJBベースはネックに塗装を施していないので、ネックの滑りは
良いほうなのだが、それでも手がネックに引っかかり気味で、狙ったポジションまでスライドで
持って行けない。これにはてこずった。(良い云い訳)
久々のベース、久々のセッションだったが、ブランクもあったし自分としては、まぁ、
あんなものだったと思う。
実はもう次の日取りも決まっているので、こんどはブランクを作らずに地味な練習を
続けて(いや、コレは無理だろう>俺)、次回に臨みたい。