Last update 2001/12/02.

◆ムーン製コンポーネント・ベース(JJ-TYPE)

Moon JJ Bass Pic.
[Spec]
ボディー材アルダー
ネック材/指版材メイプル1ピース
ピックアップ Bartolini JJ type×2(型式不詳)
コントロール PickUp Balance、Volume、Tone
BADASSUブリッジに交換(2001年)

楽器を演奏していて楽器に拘りのある者なら誰しも、「自分専用モデル」が欲しいものだ。
最近では、パソコンなどもCPUやメモリなど好き好きな仕様にしてメイカーにオーダーできるようになっている ところもある。国内の楽器メイカーでは随分前から楽器をコンポーネントできるメイカーがあった。
Moonもそんな楽器メイカーの1つで、ESPなどと並んで、コンポーネント楽器メイカーの先駆け的な存在であったと思う。

このベースを購入したのは1992年。社会人になって、学生時代より小金も溜まるようになって、Stingrayとは違う キャラクターのベースが欲しいと思っていた。
選択の対象になるのは、スタンダードな類のベースで、順当に考えれば、プレシジョンベースかジャズベース。
プレシジョンベースはStingrayとそれほど違わない、という印象。(今にして思えば結構違う。)
ジャズベース系ではフェンダー・ジャパンの「Square」というブランドのものを持っていて、 コリっとした中音域は好みだったし、自分の演奏スタイルに合っていると勝手に思っていた。
そこで、ジャズベースタイプを選択。
オールドなども興味が無いわけではなかったが、、・高い割に所詮は古い楽器、・コンディションの良いものを 見極めるのがかなり難しい、・中古では、色をはじめ自分の好きな仕様のものが選べない、 などの理由であっさり選択対象外とした。

自分でいろいろと楽器の仕様を決めたいのであれば、組んでもらうしかない、という事でコンポーネントできる 楽器にすることにした。 ESPは除外し(イメージ的にどうも..)、セイモア・ダンカンとMoonで迷ったが、Moonは高校生でベースを 始めたころからの憧れのブランドであったし、いわゆる「ビンテージタイプ」でないモデルもあったので、Moonを選んだ。

オーダに関してはピックアップとコントロールくらい。あとは色や指板材をどうするか、程度だった。 ピックアップはStingrayでも付けているがBartolini(バルトリーニ)のJBタイプ。
コントロールについては1ボリューム、1トーンとピックアップのバランサーに拘った。
通常のジャズベースタイプでは2ボリュームが標準だが、ボリュームノブが2つではライブなどで使い辛い。
また、ベース本体にプリアンプなどは持たせず、飽くまでシンプルな楽器にしたかった。
ベグ、ブリッジはMoonの純正でGotoだったが、ブリッジは先ごろ、BADASSUに交換した。 オリジナルのGotoに不満があった訳ではないのだが、気分転換というところである。

ボディは、アルダーを選択。Stingrayはアッシュという事もあり、ここでキャラクターを分けたかった。
塗装は黒のシースルーで、ここは拘ったポイント。角度によってこげ茶色に見えたりもする。
ネックと指板材はメイプルで1ピースになっている。ネックはいわゆるフェンダーのジャズベースのものより幾分太い印象で ネック自体も随分しっかりとしている印象だ。
しかし、それがベース本体の重量バランスの悪さにも繋がってしまい、このベース唯一最大の欠点である。
重いアッシュ・ボディであれば、まだバランスは改善されたかと思うが、ここは仕方無い。

音はスタンダードな部類で、中音域でコシのある音だと思う。
このベースを良く使うのは比較的シンプルな編成で演奏する時。
数年前までギタートリオの編成のバンドで演奏していたが、このベースがよく合っていた。 そのバンドでは何度かStingrayで演奏した事もあるが、低音が重過ぎる印象で、バンドの音にフィットしなかったのを 憶えている。
ちょっと古めの曲や、ポップな楽曲を演奏する時は、このベースが生きる様に思う。

良い意味でStingrayとは対照的なベースで、実際、9年間はこの2本以外のベースは必要ないと思っていて(今でもそう思っている。)、 使えるようなベースは一切買っていない。(←衝動買いは数点アリ、でも結局使えなかった。)
オールマイティーに使えるという意味では、手持ちの中ではこれが一番だと思う。

[使用ベース:1つ上へ↑]