Last update 2005/04/29.

したみち in United Kingdom(2)−1日目(2005.04.05)
【自宅〜成田空港】
さて出発当日。
イギリス行きの便はヴァージンアトランティックのVS901便。
ヴァージンの成田−ヒースロー行きは一日に1往復。日本からイギリス行きは午前11時成田発、 同じ日の15時にヒースロー空港に到着する。飛行時間は12時間くらいらしい。長いなぁ..

06:25<日本時間>
自宅を出発。106で成田空港へ。
空港近くのの民間駐車場 Park500 で帰国までクルマを預かってもらうことになっている。料金は10日間で\4,000くらい。
出発前106太郎 07:55<日本時間>
Park500に到着、クルマを預ける。
行ってくるよー、元気でなー。(クルマにね。)

08:10<日本時間>
成田空港第一ターミナルに到着。
人の見送りや観光できたことはあるが、自分が搭乗するのは初めてのこと。
チケットをどこで交換したらいいか判らず、係員に訊く。
平日の朝というのに人が予想外に多いことに驚く。みんな結構出かけるんだなぁ。(自分もか)

08:50<日本時間>
H.I.Sのチケットチェックインカウンターを見つけ並ぶ。
並んで20分ほどしてようやく係員が来て飛行機のチェックインが済む。
手荷物の1つもここで預け、少しだけ身軽になる。

09:40<日本時間>
手持ちのポンドがやや少なめなので、両替したり、携帯電話をレンタルしたりなどするが、 特にやることもないので、早々に出国手続きを済ませてしまう。
初めてなので多少戸惑ったが、特に問題ナシ。
出発は午前11時だったが、イギリスからの到着が遅れたとのことで、 出発も40分ほど遅れることに。

エアバスA300

【成田空港〜ヒースロー空港】

11:45<日本時間>
はじめて国際線というものに乗ったが、エコノミークラスは国内線と変わらない座席の広さ。
しかも大嫌いな窓側の席..これは閉所恐怖症の自分にとっては辛い..
予定より45分遅れで離陸。
結構席が空いていたので、空いている通路側の席に変更してもらう。

機体は旧くて、ヴァージンアトランティックご自慢の「エンターテイメント・システム」 もあるにはあるが、観たい映画もやっておらず、ゲームも興味のないものばかり。
文庫本を2冊読んでもまだ時間が余る。
機内もかなり寒い。まぁシベリア上空10000mを飛んでるというのもあるが、こんな寒いもんかなぁ。

機内食−松花堂弁当 機内食−ミートボールパスタ 25:10<日本時間>−17:10<イギリス時間>
機内食は主食系(?)2回と合間合間に軽食が何回か出る。
「エコノミークラス症候群」対策のためか、飲み物は結構頻繁に出してくれる。
機内食は昼食として松花堂弁当と、朝食としてパンとパスタが出た。
ヴァージンアトランティックでは4種類から機内食を選べるが、和食はしばらく食べ収め、 ということで、松花堂弁当を選択。結構旨かった。

予定より1時間半ほど遅れて、ようやくロンドン・ヒースロー空港に到着。
ホント長かったなぁ..


【ヒースロー空港〜M20アッシュフォード】

17:30<イギリス時間>
空港到着後、入国手続きを行う。
入国検査は結構長い列ができており、自分の番がくるまで30分くらい待たされた..(もっとテキパキやれよー。)
入国時は黒人の女性の審査官で訊かれたのは(1)入国目的、(2)滞在日数の2点だけ。
「(Sightseeng?) Yes.」「10days.」と応えて終わり。年甲斐もなくちょっとだけドキドキした。

預けていた荷物は無事に出てきて、カートに乗せて、レンタカーの受付窓口まで行く。
今回ブッキングしていたのはAlammo/Nationalレンタカー。
ヒースロー空港にカウンターがあったものの、誰も居ない。これは困った。
電話をかけてみようと思うが、小銭はないし、クレジットカード式の公衆電話の使い方も解らない。
隣のEuropcarのカウンターのオバさんに訊いてみることにした。 通じるかなぁ..英語..
(予約した時の紙を見せて)「すみません、ここで予約したんですが、カウンターここ(隣り)で合ってますか?」
「あぁこれはアラモね。そこの出口を出て、No17のバス乗り場に行ってごらんなさい。2,3分おきにオフィスまでのバスが出てるから。」
「17番?どうもありがとう!」
文法はムチャクチャだろうが、とりあえず話は解ってくれたようだ。

17番のバス停に行くとアラモ/ナショナルの送迎バスが待機していたので「これはアラモ?」と確認、バスに乗る。
その他2組の客が乗り込み、空港からレンタカーオフィスに向かう。
実質的に体験する初めての外国、である。空港周りのクルマの多さに驚きながらもイギリスの道路、走っているクルマを見る。
左側通行なので日本と違和感は少ないが走っているクルマが違う。当たり前だが欧州車ばかり。プジョーもルノーも多い。
イギリスに来たんだなぁと強く実感する。

セアトと206 18:30<イギリス時間>
アラモ/ナショナルのオフィスに到着し、クルマを受け取る。
WEBで予約したときのプリントアウトを見せて「インターネットで予約した。」と告げる。
対応したのは若い黒人で(受付は3人の男性だったが、全員黒人男性だった)、パスポート、国際免許、クレジットカードを提示、 また携帯電話の番号を教えたりもした。(もちろん、レンタルした方のケイタイ)。

レンタカー会社によっては、プリントアウトをした紙を見せればオッケー、というのもあるらしいが、私の場合は結構やりとりが必要だった。
レンタル時に言われたこととしては、「ブツけたり擦ったりして車にダメージを与えたら500ポンドの支払ってもらう」 返却時は「フルタンク(満タン返し)で。」ということ。日本のように愛想は良くない。まぁ当然か。
「クルマはどれ?」と訊くと、「Bのカードが掛かってるクルマがパークに停まっているので、選んでくれて構わない」とのことだった。
「クルマ、選んでいいの?」と訊くと「コルサかそれに近いものね。」とのこと。

206SPORT 駐車場に行くと日本では「オペル」イギリスでは ヴォグゾール・コルサ(ヴィータ)が多く停まっている。
その他、黄色いセアトも「B」だ。
「あ、これも借りていいのかな」とセアトも一瞬アタマを過ぎるが、黄色いクルマはどうも自分のキャラに合わないし、 セアトは正直良し悪しが判らない。ここは無難にコルサに荷物を積み込んだ。

すると、洗車を終えたばかりの黒いプジョー206が入ってくる。
「お、コレもクラスBなの?」と車内を見ると「Bクラス」で、走行もまだ1503マイルだ。
現役プジョーオーナーとしては、「機械感」が106に近いかもな、と思い、この206を借りることにした。

別コラム:レンタルしたプジョー206について->

19:30<イギリス時間> 初めてのラウンドアバウト!

イギリスの交通は日本と同じ左側をクルマが走る形式だ。なので直線を走っている分には違和感はない。
しかし大きく異なるのが「ラウンドアバウト」という交通システム。
「ヨーロッパの交通ではコレが珍しい」ということで有名だが、レンタカーの駐車場を出た途端コレが待ち受けている。
アタマではこのシステムを十分理解していたつもりではあったが、いざ実際に出くわしてみるとこれがコワくて上手く走れない..
しばらくはラウンドアバウトに出くわすと左折左折を繰り返し、モーターウェイに飛び乗る、という事になってしまった。
(後日、このときと同じ道を走ってみたが、どうしてモーターウェイに出られたか皆目見当がつかない..)

結局、M25というモーターウェイに乗った。
東京で云えば環状7号線というか、首都高のC1というか、ロンドンの周りをぐるっと大きく取り囲んでいる 環状線である。
目的としてはM25に乗るつもりだったので、一応、道は合ってることになる。
当初の計画では、M25から南へ下り、M20に乗り継ぎ、イングランド南部のFOLKSTONEという街に行くことになってた。
そこに今夜の宿を確保しているのだ。
今日はそこまで走れば休める..駄菓子菓子、M25を生きたい方向と環状線を逆回りしてしまったのだ!
まぁ環状線なので、走っていればいずれ目的地のM20との接続点に着くのだが..

とりあえず、現在地を確認したいため、モーターウェイ脇にあるサービスエリアにクルマを入れることにした。
モーターウェイのサービスエリアは大半が日本の高速道のそれの様に、脇道を入っていく形式だ。
たまたま入ったサービスは大きなもので、マクドナルドとバーガーキング、コーヒーショップなどが 入っている。またモーターウェイのサービスにエリアは必ずあるコンビニ(のようなもの)もある。

小用を済ませ、イギリス本土での初の腹ごしらえを試みる。
「マック」と「バーガーキング」が候補だが「バーガーキング」は日本でも食べたことがない。
ここはバーガーキングで行ってみるか。
カウンターに行き、中東系と思しき店員にオーダーする。
ちょっと軽そうに思うホットドック系のサンドイッチとチップス(フライドポテト)、紅茶のセットだ。
確か6ポンドほど。10ポンド紙幣しかないので、それを出して釣りをもらう。 イギリスの硬貨を見るのもこれが初めてだ。(日本の金融機関では札でしか両替できない)
出てきたモノを受け取ると..多い!量が多いよ!
特にチップス(フライドポテト)は大盛りでなくとも日本のLサイズ以上だ。(つっーか1コ1コがデカい。)

これもサイズの大きい椅子に座って食べる。
やはり東洋人は珍しいのか、時折、人の視線を感じる。
疲れているのと、思っていた以上にパンが硬くて食欲もなくなる。
まるでフランスパンに具を挟んで食べているようだ..(サブウェイのサンドイッチみたいなのを想像していたのだが..)
結局サンドも、チップスも半分くらい残し、地図で改めて場所を確認する。
目的のFOLKSTONEまではまだ結構な距離がある。130kmくらいあるかもしれない。
うーむ..これは今日FOLKSTONEに着けないのでは?という思いが過ぎった。

22:15<イギリス時間> 遠すぎたFOLKSTONE..
再びM25に戻りM20との接続点を目指す。

平日夜のモーターウェイは平均速度が高い。
こちらは道にもクルマにも慣れていないので、110kmくらいを目安に慎重に走る。
前方に大きく看板が見える。どうも前方に橋があって、そこは有料らしい。(1ポンド)
マジかよ、イギリスの道タダじゃないの?
橋が有料、ということよりも、料金を払うやり方が判らないので不安を覚えた。
恐る恐る近づくと、日本ならベイブリッジみたいな橋が架かっていて、有人と無人の料金所があるようだ。
まだイギリスの硬貨がどれがどれか判らない。ここは人の居る方に行くしかない。
料金所に差し掛かると、バーガーキングで貰ったコインを手のひらに載せて、 1ポンドを取ってもらう。この小さくて分厚いのが1ポンドなのね..

しばらく行くとM20との接続点にさしかかかる。 FOLKSTONEは「ドーバー海峡」のドーバーより30kmほど手前のはずだ。
道路標識ではドーバーまで80マイルと示している。
「ドーバーまで80マイル?」キロに換算すると100km以上だ。時速100km/h平均で走っても1時間近く。 そこから予約しているB&Bを探し当てねばならない。暗い上に、知らない外国の街だ..
オマケに、日本時間にしたら24時間近く起きている計算だ。眠くもなる..
「もうFOLKSTONE行くの止めた。」

さっき休憩したサービスにはホテルのようなものがあったはずだ。 おそらく、次のサービスにもホテルはあるに違いない。
もう体も気持ちも限界、早くシャワー浴びて、ゆっくり寝たい..(できればビールも飲みたい)

結果、M20のAshford(アッシュフォーフォ)のサービスエリアにある「Premier Travel Inn」(プレミア・トラベル・イン)に投宿することにした。
初めての「英会話」(?)での宿泊交渉(そんな大袈裟なモノではないが)も無事成功し、安らぎの部屋確保。 (ホテルの宿泊カードをコンピュータに入力するときに、日本の住所が長いという事で、 受付のオバさんにキーボード渡されて「自分で住所タイプして」というのにはマイッタが。)

Premier Travel Inn 室内1 Premier Travel Inn 室内2 ロードサイドのホテルということで、一泊朝食つきで50ポンド(約1万円)の料金は痛かったが仕方ない。
部屋はさすがに1万円の部屋、ということで、それなり。ベッドはツインだ。
風呂上りにビールを一杯、とも思ったが、日本のようにそこいらでアルコールは販売しておらず、 リンゴジュースを飲んで、早々にベッドに入った。

本日の走行102マイル。(約163km)


したみち in United Kingdom(3)−3日目に続く
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