【何で海外?】
実はワタクシ、恥ずかしながらこのトシまで海外旅行というものをしたことがない。
これを人、特に女性に云うと「え〜っ」と間違いなく引かれる。
世の人、特に女性は海外旅行が大好きみたいだが、結構男性は海外旅行興味ない人も
いるのですよ。
私も例外ではなく、観光目的の海外旅行というものにはあまり興味がなかった。
わざわざ、高い航空運賃を払って観光に行って何が楽しいの?などと思っていた。
【外国を走りたい!】
そんなわけで海外旅行なんぞまったく興味がなかったのだが、たまたま、
ヨーロッパをレンタカーでドライブしたという人のサイトを見つけた。
よくアメリカでレンタカーを借りてドライブという話は聞くが、真っ直ぐな広い道をGMとかの
フルサイズのAT車で走ってもまったく面白くなさそうに思う。
しかし、小型軽量MT車が主体のヨーロッパなら楽しくドライブすることができそうだ。
また、ヨーロッパのドライバーのレベルは総じて高く、特にドイツや、イギリスはマナーも良いらしい。
興味を持って調べてみると、ヨーロッパ・ドライブの旅行記サイト少ないながら幾つかあることがわかった。
しかし気になることもある。海外旅行、しかも彼の地でドライブなどして、どこに泊るか?という
ことだ。
国内でもそうだが、私にとって長距離ドライブ最大の関心事一つが「どこで寝るか」ということなのである。
国内ならどこぞの街でビジネスホテルを探すのが私の常套手段だが、外国だとそういうわけにもいかない。
しかしこの問題についても解決策がある。
イギリスなどでは「Bed and Breakfast、通称=B&B」という民宿のような宿泊施設が至るところにあり、
安く気軽に泊れるというのだ。
WEBで参考にした旅行記でも、さほど英語が話せなくても宿泊の交渉などはできるらしい。
これはイギリスでクルマを借りて、B&Bに泊って、あてどなく走り回る、という旅行もできる。
「うーん、イギリスを走りたいぞ」と思い始めたのは実行から1年ほど前のことだった。
【準備】
海外でドライブと思えば、それなりの時間・カネ・手続きが必要だ。
時間の方は「ある方法」で2週間ほど空けられることになった。時期は4月上旬。
次に「カネ」。
今回はまったくの個人旅行のため、航空券の手配だけを業者に委託とした。
個人旅行と云えばココしか知らなかったので、近所の
H.I.S
で格安航空券の手配をする。出発の1ヶ月ほど前のこと。
乗り継ぎなどは面倒だし、荷物紛失のトラブルもあり得るので、ロンドン・ヒースロー空港までの
直行便とした。
東京(成田)−ロンドン(ヒースロー)の直行便を飛ばしているのは
ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティック、日本航空、全日空の4つの航空会社。
日本の航空会社はやはりやや高めで、ブリティッシュ・エアウェイズかヴァージンのいずれかか妥当なセン。
どちらでも良かったが今回はたまたま往復ヴァージン・アトランンティックとなった。
料金は往復の航空運賃、航空使用料、入出国の費用など込みで、約\82,000。
さて、これで飛行機には乗れる。
続いて「手続き」。
海外渡航経験のない中年オトコのこと、パスポートなど取ったこともない。
話は前後するのだが出発の数ヶ月前に、平日の時間をやりくりしながら10年間有効のパスポートを取得。
初取得の際は戸籍謄本が必要なのを知らずに、手続きを一度無駄にしてしまった。
初めて取得される方は要注意だ。
戸籍謄本は本籍地でしか取得できないため、私の場合は京都在住の両親に頼んで取得してもらった。
通常の海外旅行ならこれで最低限の準備が整ったことになるが、今回は彼の地でドライブをする。
そのために国際免許を取得する必要がある。
この国際免許はジュネーブ条約に参加している国々で普通乗用車を運転することができる免許。
イギリスで運転する場合も必要だ。
国際免許は日本の普通乗用車免許があれば、申請のみで取得可能。
警察署でも取得できるが時間がかかるため、私の場合、二俣川運転免許センター(神奈川)で所得。
日本国内の運転免許と写真、申請料\2650で、30分ほどで発給してくれる。
私の場合、空いた平日に申請に行くことができたため10分ほど待たされただけで取得できた。
【クルマを借りる】
ここまででイギリスに行ってクルマを運転する手筈は整った。
あとはクルマを調達する必要がある。
空港には大抵レンタカー会社が幾つも入っているので、現地に着いて借りるのもアリだ。
しかし、ここは心配性な典型的日本人、やはり予約して行きたいもの。
Hertzや
AVISなどの大手レンタカー会社は
日本法人がちゃんとあって日本語で予約できるのが心強い。
ヨーロッパのレンタカー場合、クルマのクラス分けがあり大抵以下のようになっている。
- ◆ミニ
- 排気量1.0L前後の小型車。いわゆる「Aセグメント」。
Ford KaやFIAT セイチェントなどが多い。設定がない会社も。
ほぼMT(嬉)、エアコン無し。
- ◆エコノミー
- 排気量1.2L-1.4Lくらいの小型車。いわゆる「Bセグメント」。
イギリスだと圧倒的にヴォグゾール(オペル)・コルサ(ヴィータ)が多い印象。Fordならフェイスタか。
FIATのプントやルノーのクリオ、プジョーだと206、VWだとポロがこのクラスらしい。
このクラスもほぼMT(嬉)、エアコン無し。
- ◆コンパクト
- 排気量1.6Lくらいの小型車。いわゆる「Cセグメント」か。
イギリスだとやはりヴォグゾール(オペル)・アストラが多い。その他VWだとゴルフ、Fordだとフォーカス、
プジョーだと307あたりがこのクラスになると思う。
ここもほぼMT(嬉)、エアコンはだんだん付いてきたりする。
- ◆インターミディエイト
- 中間の意味だが、やはりオペル("ヴォグゾール"と書くのが面倒い)だとベクトラ、VWはあまり見ないが
パサートあたりか。Fordだとモンデオ。いわゆる「Dセグメント」といったところ。
ヨーロッパではこのクラスでもMTが基本みたいだが、ATも結構選べるようだ。
- ◆スタンダード
- 車種的には、インターミディエイトと大差ないが、それの上級グレードという感じ。
排気量は2.0Lくらいになる。
これより上位になると各社、クラスの呼び方が違ってくるが、大体、排気量、車格が上がっていく傾向。
その他のクラスではRV系や、ワゴン系のカテゴリも存在する。(がその辺はまったく興味ないのでチェックせず。)
【クルマを選ぼう】
さて、レンタル候補のクラスは当然小型車。「ミニ」「エコノミー」せいぜい「コンパクト」あたりまで。
本当は106でも借りられれば良いのだが、106は今や絶版車。一般的なレンタカー会社にあるはずもない。
はじめは敢えて「ミニ」クラスでグランドツーリングとも考えていたが、1.0Lで60ps程度のエンジンだとやや心細い。ここは普段乗り慣れた「エコノミー」で行くか。
HertzやAVISのWEBで見積りを出したところ、エコノミークラスで、11日レンタルの場合、およそ250〜300ポンドというところ。この時点のレートでは\50,000から\60,000だ。
まぁ日本でもマーチ1日借りたら\6,000くらいはかかるので妥当かとも思っていた。
しかし、もっと安く借りられないかと思い、
Yahoo.ukに潜入、「Rent Car Heathrow」などの
キーワードで現地のレンタカー会社をチェックしてみた。
基本的には英語のサイトなのだが、見積りの条件設定なんてどこでも同じ。
何日間、どのクラスの車を何処で借りるか(どこで返すか)、というものだ。
(その他、運転者の年齢−20代前半や70代以上だと高いとか−が値段の条件になることもある。)
現地のレンタカー会社で見積もると200ポンド以下での見積もりがわんさか。
安いところでは、エコノミークラスが150ポンド程度でレンタルできる。これだと\30,000代前半だ。
だが、そういうところは車種選択がほとんどない。大抵が「オペルコルサ(かそれに近い車種)」である。
個人的にはあまりオペルって好きじゃないが、「Hertz」や「AVIS」で借りてもオペル・コルサかもしれない。それならば安く上がった方が良いと割り切り
このレンタカー会社にBookingしてみた。
結果、157.29ポンド(約\33,000)で11日間、エコノミークラスのクルマをレンタルすることができた。
(レンタル料金の総額などについては、改めて後述。)
実はBookingの時に返却時間を誤って指定しまい「返却時間を間違ったのだけど、特に何も変わらない?」と
メールを送るとすぐに担当者からカジュアルなメールが返ってきて問題なし、とのこと。
おぉ何だ俺の英語でも(メールでは)通じるじゃん、と少し英語に対する不安も払拭できた。
さて、行ってきますか。