いつもと違って、今回はちょっと違う世界を覗いて参りました。
私たちがサーキットなどでクルマを思う存分に走らせたいのと同じように、やっぱり
オフロード車に乗ってる人たちも、クルマの性能を十分発揮できるような環境で走らせてみたい、
というのは当然でしょう。
で、オフロード車の場合、それをしようと思うと荒れ地を走るという方向に行く訳です。
そんなオフロードコースの1つ、山梨県は上九一色村近くにある「富士ヶ嶺オフロードパーク」の
走行会を見学してきました。
この走行会、見行くきっかけは、今一緒に活動しているアマチュアバンドのメンバー(マンドリン&ギター)
のA君(仮名)が「(スズキ)ジムニー・マニア」で、この手の走行会に何度か参加していました。
以前から、お誘いがあったのですが、今回、タイミングが良かったこともあって、見学に行った次第です。
富士ヶ嶺オフロードパークは国道139号線から入った山梨県道71号線沿いにあります。
着いて早速、A君のジムニーに同乗しました。が、コレが凄い。フツウ、我々の神経じゃ考えられないような道?を
走るのです。(写真を撮ろうと試みましたが、とても撮れる状態じゃぁない!)
初めは様子が解らず、心構えができていない事もあったのですが、左右の揺れでBピラーにアタマをぶつけ、
気が遠くなったりします。こりゃぁ(ヘル)メット要るだろ!
通常、私たちの参加する走行会ではヘルメット/長袖/グローブ着用は常識ですが、ここはその様な規定は
無いようです。また、走行順番など一切なく、この日はジムニー以外にもクロカン系4駆が総勢80台ほど、
思い思いにコースを「攻め」ます。
辛うじてコースと呼べるようなものがある岩山を一回りして休憩。あぁ、首がイタい..
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岩山の上には過酷なセクションも
あったのですが、カメラを持たずに
上がったので撮れずに残念。
これは入り口近くにあるバンク。
止まるとズリ落ちます。たぶん。
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今度はシートの背もたれも垂直にし、ジムニーのインパネに付いてるグリップをしっかり持って、足をフロアに
踏ん張ってスタートします。
2度目は凄さが予想できていることもあってピラーでアタマを打つこともありませんでしたが、踏ん張っている筈の
足も宙に浮くし、物凄いロールやピッチングで首は相変わらず辛い..この走行、実はヘルメットしないほうが
良いかもしれません。アタマの重さにヘルメットの重さが加わると、フツウの人では恐らく首が保ちません。
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幾つかある上り斜面。
画面中央のジムニーは見ていて
横転→転落するんじゃないかと
思いましたが、トコトコ登っちゃいました。
恐るべし、ジムニーの機動力。
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私たちシロートから見るとあまりに過酷なコースなので、セクションによっては横転する車両もあります。
その時は牽引したり、人手で起こしたりします。私が見学している時にも目の前でジムニーが横転、起すのに
手を貸したりもしました。(写真を撮れなかったのは残念。)
横転してもドライバーは「やっちゃたなぁ」という程度ですし、見学者は「ガハハハ、何やってんだ」という
リアクションで、この辺りの感覚もどうも私たちとは違います..
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この世界ではスタックすると「亀になる」と
云うようですが、「亀になる」と牽引して脱出します。
この「タイヤ越え」には乗せてもらいましたが、
プロレス技で「アトミック・ドロップを食らったような衝撃」
と表現すれば、ご理解いただけるでしょうか。
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私から見れば、こういったコースを走るのはかなりテクニックが必要だと思います。
本人は自分のテクニックを否定していますが、友人のA君も滑る路面で当たり前の様に見事なドリフトしをして見せますし、
セクションを「攻略」するにも独自のテクニックがあるようです。
ある斜面(スキー場上級者コースの様な斜面、といえば伝わりますでしょうか)を上がるのに、4駆のギアは
ハイかローか(パートタイム4駆車には高速時用の4駆、低速時用の4駆の切換えができる)、トランスミッションの
ギアは何速で、どの程度の回転数か、岩や轍の使い方(タイアを乗せる、乗せない)、タイアの空気圧など
互いに「攻略法」を交換します。
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この斜面は写真で見るよりずっと
斜度があります。徒歩でも登れない
かもしれません。
途中でスタックして戻るクルマが続出
しました。A君も3回のトライで見事登頂。
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クルマのチューニングはある意味、サーキット系に共通するものもあります。
ロールバーを入れて車体剛性を上げるのは必須ですし、バケットシートや4点式のハーネスなども必須で、
シートはレカロやブリッド、ハーネスはサベルトやウィランズなどを着けている車両を多く見かけます。
ステアリングもmomoやナルディなど、スポーツ系のものに交換している車両が多く、
駆動系もエンジン回転を上げて走るケースが多いので強化してある車両もある様です。
大きく違うのが足回りで、サーキット系はロールやストロークを抑えたりする傾向ですが、クロカン系は逆に
ストローク量を稼ぐ方向です。ジムニーでもサスペンション形式、例えば、バネがコイルスプリングかリーフリジット
(板バネ)かによってストローク量が違うとの事です。(板バネの方が良く伸びるらしい。)
参加車両は、今回はジムニーを多く見かけましたが、トヨタのランクルやレンジローバー、ランドローバー、
パジェロやビッグホーンなどの姿もありました。
重くて大きい車両はパワーで、ジムニーなどはパワーは無くても軽さとバランスで、と車両によってセクションの
攻略の仕方も違うようです。
クルマ好きの世界にもいろんな方向があることが解って、面白い体験ができました。
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この岩場もかなりタフなところ。
続くと「止めてくれ」という感じ。
これも写真だと実感し難いかも。
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入り口近くにあるモーグルセクション。
ここはランクルなどの大型車が走る
事が多いようでした。
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友人A君のジムニー。
これに乗ってバンドの練習にも来ます。
何度か転倒しているらしくボコボコ。
ジムニー乗りはバンパーが無い方が
「イケてる」らしいです。
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富士ヶ嶺パークの入り口。
「ジムニーズ」が停車する中
ポツっと停まっているのが我が106太郎。
この場では正直浮いてました。
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