Last update 2004/06/21.

モディファイ:ビルシュタイン ショックアブソーバ交換 (2004/06/13:53,514km)

【ビルっ!=>倒立単筒式の誘惑..】
2000年12月、29,000km時に純正のショックアブソーバから プジョースポールのショックアブソーバに交換した。
交換直後は、あまりの硬さに驚いたものたが、次第に身体と気持ちが慣れていったようだ。
以来、24,000kmあまり走ってきたが、このところ、歳のせいか「疲れる..」 「何かフラフラする気がする..」 (これは歳関係ないが)というのもあり、交換を考えていた。
もう少し先に交換するはずではあったが、どうせ近々交換するつもりだし、 まぁタイミングも合ったので交換してしまった。
倒立単筒式の図 正立複筒式の図
こちらは「倒立単筒式」の図。 こちらが「正立複筒式」の図。

ここを読まれている方にショックアブソーバの説明をするのは「釈迦に説法」かもしれないが (<-表現がオヤジ臭いが他に思いつかない..)、交換にあたってメリットなどを ちょっと調べてみたので簡単に挙げると..

通常多く使われているストラット式サスペンションのショックアブソーバは「正立複筒式」。
これは主にコストの面で有利(安い)かつ、性能もそれなり(普通)であるため採用されているようだ。
一方ビルシュタインなど、アフターパーツとして用いられることがあるショックアブソーバの形式 として「倒立単筒式」がある。

一見「単筒」と「複筒」では「単筒」の方がコストが安い印象があるが、「倒立単筒式」の方が コストが高くなるため、純正部品として採用されるケースは少ない。
「倒立単筒式」の主なメリットとしては、

・ショックアブソーバ自体の剛性が高い。
・ピストンそのものが外部に出ているため放熱性が高い。
・ピストンの断面積が広く取れるため、減衰力調整の幅が広い。
・オーバーホールが可能な構造に設計されているものが多い。
・製造コストは「正立複筒」式の3−4倍。

などがある。(「コスト高」はデメリットではあるが..)
数万キロ走って、オーバーホールした場合でも、ビルシュタインの場合は、1万円/本程度で 行えるため、財布にも環境にも優しい。
またオーバーホール時などは、減衰力のチューニングも可能で、かなりフレキシブルに対応できる。

交換候補としては「KONI」か 「ビルシュタイン」 を考えていたが、かねてからの「憧れ」と、 ロッソコルサさんの勧めもあり、 ビルシュタインを選択。

ビルシュタインのショック(アブソーバ)でプジョー106に適合するのは2種類。 (正確にはフロントに2種類、リアは1種類。)
バネの長さによって、ノーマル長とショートストロークとあるが、私の106はノーマルスプリングのため、 ノーマル長のP30-3060(フロント)、B36-2075(リア)を選択。
パーツパーツ代(20%OFF) 工賃
フロント:P30-3060x2\37,600(20%OFF) \24,000
リア:B36-2075x2\25,600(20%OFF) \9,000
フロントハブナットx2\1,200 .
小計\64,400 \33,000
消費税\4,870 .
合計. \102,270
*ブッシュ類(アッパーマウント等)は未交換。

【「平」「楽」】
交換後、まだ数十キロしか乗っていないが、第一印象としては「楽〜(ラク〜)」というもの。
プジョースポールは競技用、改めて硬かったと実感。
たまにビルシュタインに交換して「硬くなった」と表現されることもあるが、私の場合は 「柔らかくなったなぁ..こりゃぁラクだ..」という印象。
何だか椅子まで柔らかくなったような気がする。

続いての印象は「平」=「フラット」ということ。
まだロールさせるような状況で走っていないので判らないが、ゆっくり走っても、多少の速度で コーナーに入っていってもヘンなロールなどせず、飽くまでフラットな姿勢を保ち続ける。

交換前は、道路の継ぎ目やマンホールなどで辟易していたが、交換後はボディは上下せずに サスペンションのストロークだけでいなしてくれている感覚が蘇った。
これだけ柔らかいと、だらしなくボディが揺れそうな気がするが、ストップ&ゴーでも 前後のピッチはあまりない。(プジョ・スポに比べたら多少はあるが。)
まだパーツが馴染んでいないせいか、交換前に比べて1cm-2cmくらいは車高が上がっている。 たった1,2cmだが目線の感覚がだいぶ違う印象だ。 これはパーツが馴染んでくれば下がってくると思うが..

正直、プジョ・スポにくらべたら「モッサリ」した印象にはなった。
プジョ・スポの方が「スピードを出している」感覚があったのだ。もっともこれは車高の上昇による 目線の違いかもしれない。
しかし、このフラット感はいかなる状況でも安心して走れそうな気がしている。
何より、自分が疲れなくっていいのと、人を乗せるときに気を遣わなくても良さそうなのには満足している。

外した後のプジョ・スポ ショック ビル交換後の車高 ビル:フロント ビル:リア
取り外したプジョースポールのショック前/後。
実はまだ抜けていなかったようだが、もう疲れたし(歳)、良いかなと。
24,000km、3年半ご苦労様でした。
交換後をサイドから。
交換前に比べてだいぶフェンダーとホイールの間が空いている。 このままだとかなりカッコ悪いので、早く馴染んでくれないかなぁ..
フロントの様子。
ケースは純正のものなので、ショックのブルーの上部が見えるだけ。
リアの様子。
トーションバーなので斜めに短いショックが付いている。

【フラット・ライド】(2004/06/20)
ビルに換えてから1週間経って、よくドライブに出かけるルートに出かけてみた。
「ビル足」になって、確かに乗り心地は向上したが、交換直後に感じた「もっさり」感もあって、 山道などでは「プジョ・スポ」には及ばないだろうなぁ..と思っていた。

ところが、意外というか、やはりというか、山道でもまったく音を上げることもなく、 「プジョ・スポ」の時と同じ様に走ることができた。 もしかしたら「プジョ・スポ」の時より走りやすくなっているかもしれない。
また、同じ時間、同じような乗り方をしても身体が疲れない!これは楽で良い。
ただし、まだ車高が高いので、何だかRV?のような感じはするんだけど..


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