【事故!:赤城へのツーリング】
購入後の106は、当初の期待?を裏切って、まったく快調でした。
8月には、猛暑の中、実家の京都までの往復1000kmを無難に走り、
トラブルは皆無でした。
後に、二号機を購入してから思いましたが、製品としての出来は
二号機より一号機の方が良かったと思います。
今では二号機の方が長く乗っているので、多少のヤレみたいなものは
仕方ありませんが...個体差ですかね。
’96年の11月には走行5000kmを超え、クルマ全体のナラシもほぼ終了
したと見ていいでしょう。その頃にはエンジンも、だいぶ回るようになって来ました。
11月の末ごろ、会社のクルマ好きが集まって、何処かにツーリングに行こう
という話になりました。
そういったツーリングは今までにも何回か行われていて、私も誘われたことが
あったのですが、都合が合わず見送っていました。
今回も、ディーラー(前出のNIMCO)にオイル交換に行くはずだったのですが、
ディーラーの受入れスケジュールが一杯だったため、日を改めることになり、
ツーリングに参加することになったのです。
日程は11月30日土曜日でした。目的地は群馬県赤城山。
関越自動車道の三芳PAにam6:00ごろ集合です。
当日はam5:00前に自宅を出発、集合時間に少し遅れて到着しました。
この日ツーリングに参加したのは、皆同じ会社のメンバーです。
S宅夫妻:トヨタ・セリカGT−Four:WRC(ST205)
T代さん:トヨタ・カローラレビン(スーパーチャージャー、AE101)
U野さん:スバル・インプレッサWRX−RA
M谷:アンフィニRX−7(FD3)
【事故!:下りコーナーを誤認!】
皆ほとんど遅れることなく、集合。朝の関越を走り、沼田インターで降り、
そこからは一般道で赤城山までむかいます。
インプレッサ、106、セリカ、レビン、RX7の順で一般道を走りました。
高速道を降りて、1時間30分くらい、上り中心のワインディングが続きま
す。
赤城山の中腹にさしかかったところで、事故は起こりました。
上りから、ふと長い下りが現れました。運転中はそれほどとは思わなかった
のですが、
あとから、徒歩で歩くと結構勾配がありました。5〜6%くらいだったでし
ょうか。
その坂を3速で下っていました。制限速度は確か40kmで、
メーターで確認していませんでしたが、60〜70kmくらい出ていたと思
います。
200mほどの下り直線の終点にコーナーがありました。道幅も広めで、見
た感じでは
3速で曲がれそうな左コーナーに見えました。ブレーキングをせず
(これがいけなかった)進入していくと、コーナー途中で勾配も増しており、
さらにヘアピンのように切れ込んでいます。
【事故!:そして大クラッシュ...】
「あれっ?」
予想とは違う展開に少し慌てました。
しかし、この時は決定的な危機だとは、まだ思っていません。
今思えば、ここで、ブレーキでスピードを殺すのが絶対なのですが、この時
は
「下りのコーナリング中にブレーキなんて踏んだら、スピンする。
ここはステアリングで回避すべきだ。」
と考えてしまいました。
当然、ハンドルを左に切り込みます。しかし、予想外にスピードに乗ってい
たのか、クルマはどんどん外側の対向車線へ。(典型的なアンダーステア)
遂には、反対車線のガードレールに右側面を擦り付けてしまいます。
「えっ?アンダー!?」という信じられない思いと、「あぁ、やっちま
った...(買って)まだ8ヶ月しか経ってないのに...
板金どれくらいかかるかなぁ。」
「ぶつけちゃって(皆に対して)恥ずかしいなぁ。」
と、一瞬のうちにいろいろな考えが起き、妙に冷静でした。
ガードレールに擦った時点で停まると思ったのですが、クルマは停まらず、
転落防止の土手(これは2mくらいあってかなり高いもの)を斜め
に突っ切り、土手の上に埋まっていた電柱に激突。
電柱は倒れ、この時エアバッグが作動しました。
この時点で、「あぁ、廃車だ...」とあきらめました。
さらに土手を乗り越え、谷側の急斜面を下り、クルマが横転、屋根を下にして何メートルか谷を下りました。
この時、初めて恐怖を感じました。「屋根が潰れたらマズい!」
と思ったのです。
斜面の途中にクルマ1台分くらいの棚があり、そこでまたクルマが転がり、元の状態
に戻り、そこでやっと停まりました。
(以下
「事故!#2」に続きます)