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▲愛しのティーナ/伊太利のコイビト/松本葉:著 新潮文庫 |
松本葉さんです。この2冊は、今では新潮から文庫本で発売されているので、既に読まれている方も 多いと思います。 もと「NAVI」編集者の松本葉さんが二元社(注1) を 退社してから単身イタリアに渡り、そこでの生活を綴ったエッセイです。 もと「NAVI」編集者の松本さんですから、クルマの内容はもちろんですが、オモシロイ のはイタリアとイタリアの人々とのカルチャー・ギャップ。 読んでいると、イタリアという国の人たちのアバウトさというか、大らかというかが 伝わってきます。 こんなんでよく国が廻ってるよな。 私がいちばん好きなエピソードは、松本さんが自室の部屋のカギを閉じ込めてしまい、 消防士に解決してもらうというエピソードです。 仮にもイタリア市民の平安を守る彼らなのですが、コレがマジメにやっているのか、 天然ボケの人たちなのか分かりません。 短いエッセイ集なので読み易いですし、プロに対して失礼を承知で云いますが、 何より文章がオモシロイ。 通勤での電車内で読んでいましたが、笑いをこらえるのに必死になることも。 上手くスキャンできませんでしたが、「伊太利のコイビト」の表紙は 宮崎俊だったりします。 ちなみに、「ティーナ」は松本さんのイタリアでの愛車フィアット500のこと。 (注1):二元社=いまさら説明の必要もないが...自動車雑誌の老舗 「カーグラフィック」で有名な出版社。 他に「NAVI」を刊行し独自のクルマ文化論を突き進む。 |