Last update 1999/01/27.

▲愛しのティーナ/伊太利のコイビト/松本葉:著 新潮文庫

「愛しのティーナ」カバー 「伊太利のコイビト」カバー 松本葉さんです。
この2冊は、今では新潮から文庫本で発売されているので、既に読まれている方も 多いと思います。
もと「NAVI」編集者の松本葉さんが二元社(注1) を 退社してから単身イタリアに渡り、そこでの生活を綴ったエッセイです。
もと「NAVI」編集者の松本さんですから、クルマの内容はもちろんですが、オモシロイ のはイタリアとイタリアの人々とのカルチャー・ギャップ。
読んでいると、イタリアという国の人たちのアバウトさというか、大らかというかが 伝わってきます。
こんなんでよく国が廻ってるよな。
私がいちばん好きなエピソードは、松本さんが自室の部屋のカギを閉じ込めてしまい、 消防士に解決してもらうというエピソードです。
仮にもイタリア市民の平安を守る彼らなのですが、コレがマジメにやっているのか、 天然ボケの人たちなのか分かりません。
短いエッセイ集なので読み易いですし、プロに対して失礼を承知で云いますが、 何より文章がオモシロイ。
通勤での電車内で読んでいましたが、笑いをこらえるのに必死になることも。
上手くスキャンできませんでしたが、「伊太利のコイビト」の表紙は 宮崎俊だったりします。
ちなみに、「ティーナ」は松本さんのイタリアでの愛車フィアット500のこと。


(注1):二元社=いまさら説明の必要もないが...自動車雑誌の老舗 「カーグラフィック」で有名な出版社。
他に「NAVI」を刊行し独自のクルマ文化論を突き進む。


[車文庫:1つ上へ]

カバーについては著作権等の許可を受けていません。
問題のある場合は作者まで一報下さい。