Last update 1999/04/07.

▲雨の日には車をみがいて/五木寛之:著 角川文庫

「雨の日には車をみがいて」カバー 作家の中でもクルマ通で有名な五木氏です。
この本は「月刊カドカワ」に連載されていた作品をまとめて文庫化したものです。
かなり前から文庫本化されていて、書店でもよく見掛けるので既に読まれた方も多い と思います。
ストーリーは、主人公のもとを通り過ぎてゆくクルマ、そして、彼が出会う女性たち を描いていきます。ストーリーとしては「続きモノ」ですが、オムニバスのような 感覚で読み進められます。
登場するクルマは9台。
ポルシェ911からメルセデス、BMW、サーブ96S、ボルボ122Sアマゾン、アルファなど 60年代末〜70年代のクルマが中心です。登場するクルマの殆どがどんなデザインか を識りませんでしたので、英知出版の「絶版車カタログ」でチェックしましたけど。
私の好きなエピソードとしては、大雪の東京を舞台に2CVが「活躍」する ハナシです。
軽量、小パワーを特長とする2CVならではのエピソードで、主人公と同じように、 ついついゴタクを並べたくなってしまいます。
全体的に爽やかな読後感があって、定期的に読み返してしまう本ですね。


[車文庫:1つ上へ]

カバーについては著作権等の許可を受けていません。
問題のある場合は作者まで一報下さい。