Last update 1998/08/19.

◆プジョー106XSi初期型の巻

阿部さんの106初期型 阿部さんの106XSi。
スペックは、プジョー106についてを 参照して下さい。
前期型も数字は同じだと思います。
でも、ホイールは106S16のもののように見えますが。

今回はプジョー106XSiです。でも、私のクルマではありません。
乗せていただいたのは、今年7月はじめに 行われた多摩オフでご一緒だった 阿部さんのクルマです。
オフ会の時106オーナーの間で出たのが、「前期型と後期型はケッコウ ちがうらしい。」というハナシでした。
表向き、前期型と後期型の違いは、エアバッグの有無(それに伴い価格も7万円上昇)、インパネの「カーボン風」(あくまで「カーボン風」)パネルの「XSi」の文字 くらいのものです。
そこで確認の意味も含め、阿部さんのご厚意で初期型XSiに乗せていただく ことになりました。
初期型のカーボン風パネル これは初期型の「カーボン風」パネル。
銀色の「XSi」の文字が見える。
後期型にこの文字はない。
阿部さんの106は特に大幅なモディファイは行っておらず、106乗りでは有名な 「エセ・クイックシフト化」とエアクリーナの交換程度だそうです。
エセ・クイックシフト化」はシフトのリンクの位置をズラして、 ストロークを短くするのですが、
これはヨコ方向のストローク量が短くなるだけなので、 あまり違和感はありません。
まず、気が付いたのがクラッチ。多少重さを感じますし、 繋がり方が後期型に比べて唐突な感じがします。
慣れないと、出だしなど「ピョコタン」という感じになってしまいます。

クラッチに気を遣いながら、オーナーの阿部さんを横に乗せ、奥多摩周遊道路に 乗り出します。
エンジンの回転を上げると、スグ自分の106との違いに気が付きました。
阿部さんの106はエアクリーナが純正ではないので吸気音が違うのですが、 エンジンのレスポンス自体が前期、後期で (まったくと云っていいくらい!)違います。
後期型の106もエンジンレスポンスは決して悪くないと思っていましたが... コレはちょっとショックです。
エンジンの回り方って、オーナーの調教によっても個体差が出ると思うのですが、 そういった感じでもありません。
ウチの106は文化系なんで、キタエかたが足りないのでダメですけど。
後期型のレスポンスが「ぶ〜ん」っとすると前期型は「シャーッ」って感じです。
幼稚な表現なんですけど、こういう表現しか思いつかないですねぇ。
フライホィールが軽いのに変わってるというか。
この違い、エンジンを制御している「コンピュータが違う説」が有力ですが、 本当のところはどうなんでしょうか。

エンジン以外には、ステアリングの軽快感。
エアバッグの有り無しで、ステアリング自体の重さが違うのが影響していると思う のですが、エンジンフィールの違いで
すっかり疑心暗鬼になってしまったので、また他に何かやってるんじゃないか? という思いがあります。
後期型106XSiのステアリング 前期型106XSiのステアリング
後期型106XSiのステアリング。
106で唯一気に入らないトコロ。
前期型106XSiのステアリング。
どう考えてもこちらの方がカッコいい。

トータルしての印象は、前期型の方がすべてにおいてシャープな感じが強い、 ということです。
エンジンのフケ上がりのスルドさ、ナチュラルなステアリング・フィールなどに ハッキリ現れています。
後期型に乗った後では、前期型に比べて「マイルド」に感じてしまいます。
オーナーの阿部さんは、この初期型を2台乗り継いだそうですが、現在の2台目は 中古を探して入手したそうです。
う〜ん、キモチ解るなぁ。
106のXSiは日本では700台ほど売れたそうですが、この初期型は輸入された期間が 短かったので、
この楽しさを享受できたのは僅かな方たちなのでしょうね。
ちょっと、ショックでしたが貴重な体験をさせて頂きました。阿部さんに感謝。


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