Last update '98/02/11.

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うちにあったクルマ


このページでは、作者にとって印象深いクルマについて書いています。



◆トヨタ・カリーナ2000GT
カリーナ2000GT
車名トヨタカリーナ2000GT
トランスミッション5速マニュアル
全長4155mm
全幅1580mm
全高1330mm
ホイールベース2425mm
車両重量1050kg
エンジン 18R-GR
水冷直列4気筒 DOHC2バルブ
1968cc
145ps/6400rpm 18.0kgm/4800rpm
サスペンションマクファーソン・ストラット(前)
4リンク ラテラル ロッドコイル(後)
タイアサイズ165HR-13inch

このクルマは、私が小学生のころのウチにあった車でした。 つまり、父親のクルマですね。
記憶では、小学校1年生くらいから5年生まで家にあったと思います。

今の「トヨタ・カリーナ」というと、「根性なし(コメン!)」グルマですが、 少し前、駆動方式がFRのころは結構硬派なGTでした。 千葉(真一)ちゃん曰く、(べつに云ってないけど)「アシのいいやつ」
当初、排気量は1600ccだけでしたが、マイナーチェンジされて2000CCのDOHC エンジンを積むグレードが追加されました。それが、この2000GTです。
フロアがセリカ(いわゆるダルマ・セリカ)と共通で、セリカに2000cc、DOHCが追加 されたのでカリーナにも2000GTが追加されたのでしょう。
ボディもセダンとハードトップがありましたが、父親もの上の写真と同じく ハードトップでした。色も白だったのでホント同じですね。懐かしいです。

このクルマがウチにあったころは、ちょうど「スーパーカーブーム」と 重なっていて、子供ながらにクルマに興味を持っていた頃でした。 子供心に何よりも印象的だったのはスピードメーターで、 このクルマの速度計は、220km/hまであったと記憶しています。

スーパーカーブームのころ、小学生がクルマのスペックを認識するのにいちばんの 指標になったのは「最高速度」でした。
「フェラーリ512BBは、カウンタックの最高速より2km/h遅いんだぜ。」 (確か512BB=300km/h、カウンタック=302km/hだったような)とか、 「ポルシェ・カレラ('73年のRS!!←私は好きでしたが)はキライだよ。 300km/h出ないもん。」とか、同じ世代の方は、子供のころこんな会話をされた思います。

他の国産車の速度計がふつう180km/hの中、「メーターが220km/hある」 ウチのクルマは思いっきり自慢の対象でした。
しかし、悲しいかな、このクルマは非常にマイナーでした。 良い云い方をすればマニアック。「羊の皮を被った狼」系です。
子供は「トヨタ2000GT」は知っていても(隼人ピーターソンが乗ってたから)、 カリーナ2000GTは知りません。
セリカなら別でしょうけど、外見的にインパクトのないカリーナでは、 いくらスペックがセリカと一緒でも子供に認知されませんよね。
今では、このクルマを選んだ父親のセンスには思いっきり共感できますけど。

父親はこのクルマを通勤に使い、家族連れのレジャーに使い、ゴルフ場に行き、と アシとして使っていました。
母親の実家の兵庫県淡路島から、当時、家族で住んでいた山梨県まで、台風の中、 "グランド・ツーリング"したり、山梨から静岡県に行くのに県境の峠道を走ったりと、 思い出すことがたくさんあります。
妹はこのクルマに乗ると必ず酔ったものでした。 (でも原因はクルマよりも父親の荒い運転にあったと思う。)
母親は「乗り心地の悪いクルマの方が酔わない」とワケの分からないことを いまだに云いますが、これは脚の固いクルマの方がロールしないので酔わない、 (ホントか?)ということでしょう。

また、このクルマで初めて自動車のエンジンをかけるということもしました。
冬の朝、このクルマの暖気をするのは小学生の私の役目です。
「一番左のペダルを踏みながら、ギアを動かし(ニュートラルにする)、 一番右のペダルを3回踏んで(チョークの代わりかな?)カギを回す。
という「儀式」を経てエンジンをかけていました。
たまにギアをニュートラルにし忘れて、エンストししまい、びっくりしたのを 憶えています。

このクルマは、父親や私だけでなく、家族にとっても思い出深いものがありますね。
このクルマを乗り潰して廃車にする時に、どうも父親が泣いたらしい、 というのは、今でも我が家の伝説になっています。


◆マツダ・ファミリア・インタープレイ('90年型)
マツダ・ファミリア
車名マツダファミリアインタープレイ
型式E-BG5S
トランスミッション5速マニュアル
全長4030mm
全幅1690mm
全高1380mm
ホイールベース2450mm
車両重量980kg
エンジンB5型
水冷直列4気筒 DOHC4バルブ
1498cc
120ps/6500rpm
13.5kgm/5500rpm
ブレーキベンチレーテッド・ディスク(前)
ドラム(後)
サスペンションストラット式独立懸架(前後)
タイアサイズ185/60R14

このクルマは'94年の2月ごろから'96年の3月まで、まる3年間所有していました。
中古車で購入し、購入した当時で2年落ち、走行距離は30,000km少しでした。
売るときに、60,000kmにはなっていなかったので実質、30,000kmは乗ってませんね。
自身初めての「マイカー」で、しかも実質的に運転した初めてのクルマと云えます。 それ以前はいわゆる「ペーパー・ドライバー」でしたから。
このクルマを購入した当時は、今ほどクルマに興味はなく、ただ週末/終電以降の 「アシ」としてクルマが欲しかっただけでした。
クルマが判らないまでも、購入時にこだわったのは以下の点でした。

この当時から、「MT」ということにはこだわりがあったんですね。
理由は「MTを運転しなければならない状況」に対処できるようにする という、あまりにも事務的なものでした。 「MTが運転できればATは互換できるけど、その逆はツライ」ってな感じで。
しかし、現在AT車の比率が80%のニホンでは余計な心配だったかもしれません。

金額が限定されていたので、自ずと車種は決まっていました。
トヨタならカローラ、日産ならサニー/パルサー、ホンダならシビック、 三菱ならミラージュ、マツダならファミリアと。
中でも、いちばんデザイン的に好みだった、ファミリアになったわけです。
ホント云うと最右翼だったのは日産のNXクーペ。
「サニー」ベースの変わったデザインのクーペですが、MTの台数が少なかったので あきらめました。
思えば、このころからStrange(ヘン)なクルマが好みだったかもしれません。

印象はもう薄れてしまってますが...(106に比べ)スルドイ-エンジン、 カタい脚という感じでしょうか。
脚周りは純正ノーマルのままでしたが、今にして思うと結構固めで、106と同じ 山道を走っても、ロールは少な目。 というよりも、突っ張っちゃってたように思います。 だから、ある領域までは頑張ってくれるけど、イっちゃうとコワい。 それは106も同じことですが、"イっちゃう"までのプロセスが違うような。
シャーシ性能に比べ、エンジンが勝っちゃってる。 106はその逆でしょうね。
国産車と輸入車、特にフランス車の違いそのままのような気がします。
多分、大抵の輸入車オーナーの方が同じ様な感触をお持ちだと思います。

高速走行もしましたが、106の方が安心感があります。
ファミリアは、1*0km/h出すと、前の接地感がなくなってきてコワかった。 エンジンはもっと出せるのに。
これも脚周りの設定をどうにかすれば、どうにかなったのかも。

106ではあまりやっていませんでしたが、メカに弱めな私でも、このクルマは 自分で少し触っていました。
お金をケチったのが最大の理由です。 国産車なので、カー用品店に行けば部品なんかもありましたし。
ブレーキ関係や、ショック(アブソーバ)交換なんかはディーラで やってもらいましたが、細々したところは自分で交換したりしてました。
そうそう、初めて自分で車検を取りにいったのもこのクルマでした。

なんか悪口みたいになりましたが、「クルマにハマった」という意味では、 自分の中では大きな存在です。今も好きですよ。このクルマ。

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