ゾンビだ、ゾンビ。
この稿を書いている時は映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」は日本でも公開されていて、
もちろん、私、長太郎も劇場で観た。2回連続で。
この本はその映画のノベライズ版である。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」は'78年の作品「ゾンビ」(原題は"Dawn of the dead")のリメイク。
しかし「ゾンビ」という存在と、主な舞台がショッピングセンターというだけが同じと考えていい。
今回のゾンビは走るし、強い。
勿論ゾンビの主攻撃である「噛みつき」はあるが、何と「鉄拳」でカローラ(自動車)の
フロントウインドウを割ってしまうのである。これは由々しき事態だ..
ゾンビだけは唯一、一対一なら一般人でも勝てそうなモンスターだったのに、
これでは私も諦めて喰われてしまうしかない。
「28日後..」以降、走るゾンビ(「28日後..」は正確には"感染者"なのだが)がトレンドらしいが、
このことはゾンビファンの間でも喧々諤々である。
私の場合、本書を読んでから映画を観たが、本書を読んでいたのでストーリー展開を楽しむという
ことはなかったが、逆に映画では描ききれていない心情描写や、カットされた部分などは本書で
フォローできるメリットがあった。
旧作ファンからは結構な批判も出ている今作だが、まぁ別の作品とすれば納得はいく。
旧作は「ソサエティ・ホラー」だとすれば、今作は「アクション・ホラー」ということだろうか。