幸松 Report   #8   from U.S.A.

 

LA レポート#8 楽しいハロウイーン!!

10月31日はハロウイーンでした。英和辞書には万聖節の前夜と載っています。

私たち家族にとっては初めての経験だったのですが、どこの子供たちも大変可愛らしく、とても楽しかったです。今から来年がとても楽しみです。

 数週間前から、ご近所では家の周りを飾り付けるところが出てきました。お馴染みのJack-O-Lanternと言われる、オレンジ色のかぼちゃの表面を目、鼻、口にみたててくり貫いた物を初めとして、案山子、骸骨、蜘蛛の巣などを玄関前に飾るなど、それぞれに思い思いの工夫を凝らしていました。夜になるとライトアップするところもでてきます。

 このJack-O-Lantern、幸松も挑戦してみました。オレンジ色のかぼちゃは一つ$5〜6でスーパーなどで買います。まずはかぼちゃの上か下を切り取ります。そして中から種などを取り出します(ちょっとぐちゃぐちゃしていて厄介でした)。驚いたことに、かぼちゃの中は空洞になっていて、殆ど種しかありません。中身を奇麗に取り出したら、今度は顔の加工です。専用の小さな鋸も売っていて、自分で好きなように削ります。学校では、コンテストも行われていました。

今回はちょっと失敗しました。作った後に外でしっかりと乾かすべきだたのですが、知らずに屋内に飾っていた為、黴が生えてしまいました。残念です。それと、取り出した種は乾かしてオーブンで焼き、塩胡椒してビールのつまみにする予定だったのですが、外に干していたら全部鳥に持って行かれてしまいました。

当日、子供たちは思い思いの仮装に工夫を凝らします。魔女、天使、骸骨、ドラキュラ、忍者、消防士、兵隊等に人気があるようです。ハリーポッターやスターウオーズのキャラクターも人気です。我が家の息子達は、長男が吸血鬼、次男が何故か蛙に扮しました。蛙の子は蛙ということで、親父が昔、「かえる」という仇を持っていたことを彼は知っているのでしょうか...ところで衣装はParty Cityというパーティー用品専門店で買いました。大変な品揃えで、大変繁盛していました。パーティー用品のスーパーがあるのもアメリカらしいですね。驚きました。

 当日、学校では校庭でHalloween パレードが行われていました。子どもたちもさる事ながら、先生達も仮装して、とても楽しそうでした。かぶりものが好きな幸松も是非参加したかった...でもあまりにも怪しくて駄目でしょうね。

夜になると、子ども達は思い思いの仮装をして、近所の家々を訪ね歩きます。家で待っていると可愛い子供たちが次々にやってきます。高学年になると9時過ぎまでやってきます。また、低学年は親が後ろにしっかりと付いています。玄関のベルがなってドアを開けると...’Trick or Treatと言って、思い思いに仮装した子ども達の笑顔があります。手にしている入れ物にお菓子をあげるのですが、本当に可愛いですね。こっちまで嬉しくなってしまいました。中には柔道着を来た中学生もやってきて、よくよく話してみると日本人だったりしました。

 息子達も母親に連れられてご近所をまわっていましたが、本当に楽しかったようです。とても嬉しそうに興奮して帰ってきました。しかし山ほどもらったお菓子はどうなるのだろう...

 来年は我が家も工夫を凝らしたいなと思っています。やってきた子供たちを驚かせてやろう等と性懲りも無く企んでおります。ドアを開けたら日本の「お化け屋敷」な〜んて面白いだろうなあ。

 

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