幸松 Report   #3   from U.S.A.

 

壮大な人工都市!、Las Vegas

 行ってきましたラスベガス、すってきましたスロットで!チョロットですが...しろっと(素人)だから...(しつこい!)

3月にラスベガスに行ってまいりました。仕事の関係で行ってきたのですが、見るもの聞くもの全てが新しい、アメリカっぺ幸松の個人的感想をご笑読下さい。

 ラスベガスはLAから車で約500Km、車で大体4時間〜5時間くらいの所にあります。東京からだと大阪まで行ってしまいますね。LAを出発して暫くの間郊外をドライブ、そして山脈の間を縫うように迂回していくと、その後は延々と続く砂漠です。もうばかばかしいくらい、砂漠のど真ん中に一本道の高速道路(無料、片側2車線)が延々と続くのです。それはまるで月面をドライブしているような気分です。もちろん、所々に小さな街や巨大なアウトレットモール、ゴーストタウンなどはあるのですが。

 そのような砂漠を我慢強く運転していると、忽然と巨大なホテル群が現れます。それはまるで砂漠の中に現れる蜃気楼の様に...それこそ噂に聞いたラスベガス!しかもそれぞれのホテルがすごいのです。そのサイズたるや日本人の想像を絶するものがあります。そして、それぞれが個性というか呼び物というか、特徴を持っています。ピラミッド型のホテルとスフィンクス、NYのエンパイヤステートビルと自由の女神、パリのエッフェル塔と凱旋門、アラジンと魔法のランプ、ベニスにシーザーの宮殿、もう何でもありです。しかもそれぞれが中途半端ではなくて、結構でかいのです。Oh my God! もうここまで来ると、ばかばかしさを通り越して拍手喝采です。よくぞここまでやった!(でもなぜ、日本のお城や紫禁城が無いんだろう..まあいっか。あるわけないか...)

 それぞれのホテルがカジノを所有している、いや実際カジノの上にホテルがあるのですが、外観だけでなく、それぞれに売り物があります。マジックショーにダンスショー、巨大な噴水ショーに火山の爆発!それぞれに一見の価値有り?!です。カジノで遊べない子供達もきっと喜ぶことでしょう。アメリカ人のスケールの大きさと巨大な消費文化に脱帽です。もう、すきにして!

 ラスベガスはニューディール政策の一環として、コロラド川のブラックキャニオン渓谷にフーバーダムという巨大なダムが造られた際、労働者が集まったのが起源のようですが、ご存知の通り、今や一大エンターテインメントとギャンブルのメッカとなっています。もともとが砂漠だったところに人工的に造られた街ですが、今も膨張し続けています。ちょっと郊外をドライブしたのですが、新興住宅地が次から次へと拡張されていました。ものすごい生命力を感じてしまいます。因みに、フーバーダムからもたらされる膨大な電気と水は、LAへも恩恵を施しているようです。ものすごいスケールですね。

ラスベガスから車で40分くらいの所にレッドロックキャニオンという観光地があります。観光地というよりも自然公園ですね。日本では見ることができない奇岩の山々が連なっていて、一見の価値有りです。名前の通り真っ赤でゴツゴツした巨大な岩(というより絶壁)があって、ロッククライマーもおりました。車での周遊コースがあり、散策コースも幾つかありました。3月中旬で少し雪が残っていましたし、緑も豊富でした。小鳥の囀りなども清々しく、砂漠とギャンブルから離れて暫し憩いの一時でありました。ギャンブルですった後に行かれることをお勧めします。救われます...

 

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