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スカパーから2002年を思う  (Jan.26,2000)

  最近スカパーを設置しました。快適です。
イタリア、スペイン、イングランド、アルゼンチン、オランダ・・・
各国リーグがかなり見られます。
BS、WOWOWとあわせて我が家のTV環境は完全にサッカー観戦モードになっており、家族からは眉をひそめた視線を集めてしまっているのです。
でも、彼女たちはだいたい11時には皆寝静まってしまうので、そのあとは至福の時なのです。
スカパーの放送を見ていて気がついたことがあります。
アナウンサーと解説者のやりとりが抑えが効いていてうるさくないのです。
試合に集中できるし、聞きたい話題になればそちらに集中すればいい。
放送側のテンションが低い分、試合会場のテンションがかえって効果的に伝わってくるような気がします。
地上波の放送でも、NHKの放送は比較的抑えが効いてる方だと思いますが、他の民放はアナウンサーの必要以上のテンションの高さと無駄話、そして本人はとてもいやなのにつまらない冗談まで挟まなければいけないような強迫観念が伝わってくる解説者。
このコンビによって、格調の低いバラエティー番組のようになってしまっている例がとても多いです。
特に、スカパーから再放送権利をもらって、中田の試合を放映しているフジテレビと名波の試合を放映している日本テレビの番組づくりにはあきれるばかりです。
読売系だというだけで小見さんがあれにつきあっている姿は痛々しいばかりです。

そして、僕はふと2002年のワールドカップの放送を想像したのです。フジや日テレのような番組づくりをしてしまったら、世界の笑いものだぞ、と。
まあ国際映像をNHKが制作して、番組は各国が作るということになるのでしょうから(そのへんの専門的なことはハッキリ言ってわからない)ダイジョウブだとは思うのですが、一瞬ゾッとしてしまいました。
仮にそうだとしても、映像は日本が制作するのだから、これは真剣に取り組まなければいけない問題なのだろうと思います。
どこかの民放のように選手のアップばかりで、早い展開についていけず、ロナウドの妙技を見逃したり、クライマックスの決勝点を見逃したり、なんてことのないようにしてもらわないといけません。
それら無数のプレーシーンが世界の財産なのですから。

 

          

 

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